今日は土曜日というのに、お泊り無しの山林舎です。 GWの直後で、皆さん、出控えをされているのでしょうか。 車の通行も少なかったそうです。 昨日、北海道に雪が降りましたね。 今日の波瀬も気温が低くなり、冷たい雨の1日となりました。 そこで、今日は雪山からの上西久子さんの『山便り番外編』を紹介したいと思います。 上西さん、お願いします。
「この連休、北アルプスの白馬岳(標高2932.2m)へ、山仲間3人で行ってきました。 みな仕事があるので、一緒に遠くの山へ行けるのはこの時期とお盆くらいです。 高山植物がたくさん咲き、夏は登山者に人気の白馬岳も、この時期は穂高や剱岳のような賑わいはなく、静かな山でした。 山スキーやスノーボードの人によく会いました。
1枚目の写真は白馬岳の登山口のひとつ、栂池平です。 お天気がよくて、白馬三山がきれいに見えていました。 左手の2つ並んで入る山の左が白馬鑓ガ岳、右が杓子岳で、右手の大きな山が白馬岳です。 建物の左や白馬岳手前の雪原は栂池自然園です。 5月下旬のミズバショウを初め次々花が咲き観光客で賑わいますが、今はまだ雪に覆われています。」
「2枚目は白馬大池の南端に張った、私たちのテントです。この日は私たちのテントだけでした。 雪を掘り下げて、テントの回りに積み上げ風を防ぎます。 この場所は、夏は高さ数メートルのコメツガの木が生えていて、登山道ではない所なのですが、今はコメツガも雪に埋もれ、木の上部がわずかに見えているだけです。 白馬大池もすっかり雪の下で、今は白い雪原になっていました。
後の山(船越の頭)の標高差220mを登って白馬岳に向かいます。 ピークに向かってついている2本の筋は登山者やスキーヤーの足跡です。 夏の登山道は山頂の右の尾根を登るのですが、冬はどこでも歩けるので最短距離をとっています。 目の前に壁のようにたちはだかる雪の斜面も、休みながらでも一歩一歩登っていくと、いつかはピークにつくので、わずか一歩でも、その積み重ねってすごいなー・・・と実感します。 その積み重ねが日常の生活の中でできると良いのですが、なかなかそうなりません。」
「3枚目の山は白馬岳です。右側から尾根を辿っていきます。 山頂付近には他の登山者の姿もあったのですが、写真になると、豆粒になってしまい、全然わからなくなりました。 山頂からは360度の展望!剱岳、立山、白山を初め、後立山や新潟の山々が、よく見えていました。
帰り、大阪に向かって車を走らせていると、緑がどんどん濃くなってくるのがよくわかりました。 山林舎の木々たちもすっかり緑ですね。 今度伺う時は、グンと感じが変わっていそうですね。 それでは、また。 伺うのを楽しみにしています。 (「山だより」ではありません。)上西 久子 」
雪景色も上西さんも素敵ですね。 この景色を独占されたとはうらやましい限りです。 『番外編』としましたのは、便りの最後の文でおわかりのように、上西さんは当初、このお便りと写真を『HPだより』で公開するお気持ちがありませんでした。 白馬が大好きな私からの願いで了解して頂いたからです。 『八方尾根スキー場』への熱い思いを書きましたら、次の写真を追加で送って下さいました。
「雪の白馬三山は夢想虫さんには馴染み深い山だったのですね。 写真喜んでいただけてよかったです。 大町あたりから鹿島槍、五竜岳、唐松岳、白馬三山・・・と続く白い峰々を眺めていると、ほんとワクワクしてきます。 八方尾根の写真を添付しますね。」
今年の白馬は雪が遅くまでたくさん残っているようですね。 白馬の大きなスキー場は平年GWまで営業しますが、写真を見る限り、たっぷりの雪があるように思えます
『八方尾根スキー場』は、『唐松岳』から伸びる『八方山』の尾根にあるスキー場で、『スキーの聖地』と呼ばれるほど素晴らしいスキー場です。 標高差1071m、最長滑走距離8000mあり、コースも豊富で、1日では滑りきれない広さを誇ります。 雪質も良く、そして、眺望 が抜群で別天地に来た気分になります。 一番上の写真に登場した『白馬三山』に見守られてのスキーです。 この八方尾根には5回ほど、『白馬五竜』に3回、車中一泊の強行日程で訪れました。 波瀬から車で7時間ほどかかります。 前日の夜に波瀬を出発し、車で仮眠して、早朝から午後2時ごろまで滑り、夜11時頃に帰宅して、翌日には仕事をしていました。 ここ数年、冬のお泊りが続くので、スキーには行けずにいます。 でも、年を重ねた今、あのような強行軍は無理なのではないかと思います。 いつかまた必ず、泊まりで行っ
てみたいと思っています。 それで、上西さんには申し訳ないのですが、かっぱずんちゃんの描いた雪だるまに私の思いを託して、写真に貼り付けました。 雪だるまがいるのはスキー場の最上部です。 ここからのあの爽快なロングランをもう一度!
そうそう、八方尾根には、長野オリンピックのアルペンスキー男子滑降を観戦に行った思い出もあります。 順ちゃんと私の友人の3人で訪れました。 観戦の前日には私一人が滑りました。 天候はこの季節滅多にない雷雨
雨と雷もものともせず、短いスキー人生の中、たった一度だけのずぶぬれの滑走でした。 翌日は快晴となったものの、春のような暖かさとなり、難コースの上、雪が柔らかくなってしまい、レースは大混乱。 転倒者続出で、ヘリコプターも動員されました。 怪物へルマン・マイヤーが大転倒して話題になりましたね。 おかげで、ゴール地点で見ていた私たちには彼を大スクリーンでしか見ることができませんでした。 大転倒の後の競技で2個も金メダルを獲得した根性にほれ込んで、それ以来、彼のファンになりました。 今日は久しぶりに熱く長い書き込みとなりました。 上西さん、素敵な、そして嬉しいお便りをありがとうございました。
山林舎HP: http://homepage2.nifty.com/sanrinsha/
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