「柿の木と城山 - マムシ草の実 - 最後の新聞配達」
今朝、通勤路の脇に立つ柿の木に大きな柿が美味しそうにぶら下がっていました。 その柿の実と斜めに傾いている木、そしてバックの城山が素敵な絵になりそうだったので、撮影してみました。 今年は豊作の上、お猿軍団があまり出没しないので、実がまだまだ木に一杯残っている柿の木をよく見かけます。 'Japanese Persimmon' and Shiro Yama (Mt. Castle) at Noguchi Area of Today.
本日の波瀬: 早朝の気温はわかりませんが、深夜が11℃だったので、10℃前後と思われます。 午後2時で16℃。 平地では25℃の夏日となったようですが、波瀬は風が吹き渡り、窓を開け放しているには肌寒さを感じる昼間でした。 夜に入り、さらに冷え込んできました。
写真上は、今朝、見かけたマムシ草の実です。 左側がまだ青く、葉っぱもついています。 右側は真っ赤に熟した実で、葉っぱはすでにほとんど枯れ落ちてしまったようです。 数メートルしか離れていない場所にあるのに、成長の速度が異なります。 Fruits of 'Arisaema serratum'.
写真左は、波瀬地域の新聞配達を長年担当して下さった山本収さんです。 今日が最後のお勤めとなりました。 写真は、波瀬ゆり満開の時に撮影したものです。 そう、裏山に波瀬ゆり群生地を背負われ、波瀬ゆりの番人として貢献して下さっている山本さんです。 Mr. Osamu Yamamoto has worked as a newsboy for 14 years. Today was the last day. Thank you so much, Mr. Yamamoto.
半月ほど前、新聞に挿入されていた山本さんのご挨拶文を紹介させて頂きます。
「今年は元旦早々、大雪に見舞われ、早春三月には東日本の大震災による大津波・原発事故。 八月の台風では奈良・和歌山に戦後最大の土砂災害と、大変な年になりましたね。 我が波瀬は山崩れ以外に人家に被害がなかった事、何よりでした。 被害に遭われた方々の1日も早い復興を祈っています。
さて、私事、今月末日を以って、新聞配達の方、お暇を頂くことになりました。 早朝の仕事のおかげか、健康に恵まれまして、14年間頑張ることが出来ました。 これも、ひとえに皆様や家族のご協力の御蔭と深く感謝しています。 今後は残された人生を楽しく、健康第一に、日々過ごしたいと思っています。 今後共宜しくお願いします。
波瀬の地に 生まれ育って八十路 我が人生に悔い無し 収 」
記録的な大雪で始まった2011年。 経験したことのない大量の雪かきにてこづっている私のところへ、疲労困憊の状態で新聞を届けに来て下さった山本さん。 責任感の強い方ですね。 吹き溜まりでは1mもあるかと思われる大雪の中を、元旦の新聞を届けないわけにはいかないと、高齢でいらっしゃるのに頑張られました。 冬の期間早朝出勤の多い私は、暗闇の中、きずな橋で山本さんとすれ違うことが何度もあり、早朝仲間でしたので寂しくなります。 山本さん、長い年月休むことなく新聞を配達して下さって、本当にありがとうございました。 これからもお元気に過ごされますことを心より願っております。
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