写真上は、昨日お泊り頂いた前川和子さんと息子の秀樹さんです。 和子さんが大変お若いので、ご夫婦といってもおかしくないほどですね。 和子さんとご主人は波瀬のご出身で、今までにも何度かお泊り頂いております。 3年前にご主人がお亡くなりになられたと、今回初めて伺いました。 5年前(2007年)2月9日にお泊り頂いた時の写真がまだHPに残っていましたので、掲載させて頂きます。 温和な笑顔が思い出されます。 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
大変仲の良いご夫婦でいらっしゃいました。 その為、ご主人が亡くなられた時、和子さんは「私の人生はこれで終わった」と思われたそうです。 息子さんが、「これからが始まり!」と励まされ、徐々にお元気になられたとのこと。 今は、ご主人の縁の方々と楽しい交流をもたれておられるそうです。
今日は息子さんを故郷のいろいろな場所にご案内される予定でしたが、あいにくの大雨で残念がっておられました。 是非またいつか、お揃いでお越しになって、故郷の自然を堪能なさって下さい。 故郷が優しくお帰りをお待ちしております。 ご利用ありがとうございました。
写真上は、本日の夕方近くに撮影した櫛田川です。 昨夜から降り続ける雨で、このように濁流と化しております。 今も雨は降り続き、止む気配はありません。 明日の朝には雨が上がるという予報です。 三重県の南部では降り始めから500ミリ!を越える大雨となりました。 飯高町でも宮前では200ミリ、ここ波瀬では100ミリを越えています。 GW期間中の川遊びや釣りは、大変残念ですが難しいと思われます。 登山にお越しのお客様は大雨で足止めされ、今日1日中お部屋で過ごされました。
翌朝速報: 本日未明には小雨に変わり、早朝にはごくわずかな霧雨。 その後、雨は上がった模様です。 櫛田川は今も濁流のままです。 → その後、小雨が降ったり止んだりを繰り返しています。
ここより、大野弘さんの『山の日記』をお届けいたします。 先月28日に登られた飯高最難関の『池小屋山』からの山だよりをお楽しみ下さい。
「久方ぶりに土曜日のお天気に巡り会えて、昨年と同じく4月28日池小屋山へ挑戦です。 年齢を重ねたせいかそれとも怪我の後遺症なのか、高滝の巻き道は昨年もソウでしたが恐怖を覚えるようになりました。 当初に比べてロープでサポートはしてありますが、断崖絶壁のヘツリは足場が不安定で慎重に足を運ばなければ危険この上ありません。 無論その後のコースも奥の出会迄は気を抜く事は出来ませんが、これが北アルプスの様なメジャーな山でしたら遭難者続出かも知れません。 高所恐怖症や登山経験の浅い人達には決してお薦めできませんネ。」
「山笑う季節 2012年4月29日 池小屋山
都会では感じることも少ない季節の移ろいは、山では標高によって表情がハッキリと見ることが出来ます。 長く厳しい冬を乗り換えた植物達は、待ちかねたように芽吹きを始め麓から日々表情を変えてゆきます。 風景は一期一会と言いますが毎年同じ表情をしてくれるわけではありません。
今年は寒さが長引き、しかも雪も多かった事で花の開花が遅れると予想していたのですが、思わぬ花たちに巡り会えサプライズな山登りになりました。 大野弘」
「写真上: 宮ノ谷の新緑、朝の木漏れ日は、春の優しさを奏でています。」
「写真上: 出会いから稜線部分を臨む、山笑う表情、稜線部は芽吹き前です。」
「写真上: 冬の雪の間からでも見ることがあるスミレは登山道に足の踏み場もないほど咲き誇っていました。 これは幹の僅かな隙間にチャッカリ間借りしているコスミレでしょうか? 木のウロから顔を覗かせてリスのような愛嬌があります。」
「写真上: 標高900m程のコブシ平からアカクラ山、手前は奥ノ平谷、谷底からはサスケ滝や大石滝の轟音が響いてきます。」
「写真上: 満開のアケボノツツジと、蕾がほころび始めたシャクナゲ」
大野さん、山上の暖かで、爽やかな光景をありがとうございました。 次回GW期間中のお越しを楽しみにお待ちしております。
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