« 「株さんの桜 & かっぱずんの野の花 & 一人静」 | トップページ | 「波瀬区役員会 & 飯高理容組合総会 & 竹村さんのお花」 »

2014年4月20日 (日)

「大野弘さんの四天王巡り & グミの花と大けやき新緑」

Ohno2647sitennou1本日のたよりは、久しぶりに届いた大野弘さんからのお便りをご紹介いたしましょう。 

「ご無沙汰致しております。 桜便りも終わりを告げ始めましたが、これからは山の花たちが山を彩り新緑とによって化粧を始める季節になりました 。なかなか台高の山に行けず、悶々とした日々を送っていますが、専ら近場の箕面のハイキングコースで体力維持に努めています。 

さて今回はそのハイキングコースにある史跡を訪ねてきました。 箕面の山中にある勝尾寺が1230年時代に境界表示のために埋めてあった四天王の石蔵跡を探索致しましたのでご紹介させて戴きます。 大野弘」 

「四天王
 
四天王とは中国の故事に由来して、例えば何とかの四天王と引用されますが、仏教における守護神で、勝尾寺では土地の境界に四天王を据えて守護を祈願していたのでしょう。昭和38年古文書にのっとり山中を発掘し銅製の仏像を発見し、その跡に石碑を建てて今に至っています。

ハイキングコースに沿って史跡はありますが、中には全く人目に付かない辺鄙な場所もあり一日ではとても周り切れませんでした。 四天王は、多聞天王(北) 増長天王(南) 自国天王(東) 広目天王(西)と方角の指定があるようです。 因みに多聞天はお馴染みの毘沙門天とも言います。 尚風天のトラさんでお馴染みの、帝釈天は四天王の元締めと言われています。」

「写真右上: 史跡はこの様に柵で囲まれた中に石碑が建っているだけで看板は錆び付いて判読できない状態でした。」

Ohno2647sitennou2

Ohno2647sitennou3 「写真上: 看板は八点石蔵と説明していますが、これは更に4体の明王も埋めてあり、これも探索してありますので紹介は後ほどさせていただきます。」 

「写真左: 多聞天王(毘沙門天)の石蔵跡です。 何処も殆ど手入れをしていない様子で、中には石碑が倒れていたのもあり寂しい気持ちになります。  

八天全て探索するには3日ほど必要としますから、何回にも分けて山中を歩きます。」
Ohno26411sakura

「写真上: 桜の満開時期でもあり、今年は花の写真は一杯撮ることが出来ましたので、順次ご紹介させていただきます。 お楽しみに。」

大野さん、久しぶりのお便りをありがとうございました。 お元気そうで、何よりと感じております。 次回の花だよりを楽しみにお待ちしております。

Guminohana26420ame

ここから、本日の波瀬へと飛びます。 写真上は、今朝の雨に打たれていた『グミ』の花です。 今、満開を迎えています。 今年も花がたくさんついたので、美味しい実を一杯つけそうです。 お猿軍団の襲撃が心配されます。

Okeyakiwakaba26420hasi

Kokuuuruouw 写真上は、雨と霧の中、美しい色合いを見せる『大けやきファミリー』です。 若葉がでそろって、杉山からぽっかりと浮き出ています。 山林舎の桜はまだピンク色の花の芯が残っていて、 葉桜にはなりきっていません。 

本日の波瀬: 深夜4℃、午前10時で7℃。 雨は午前7時頃から降り出しました。 今日は、『かっぱずん』ちゃんのイラストのように、『穀雨』。 その通り、雨の1日となりました。 昼間も気温は上がらず、1日中ストーブが活躍。 夜になって、雨はやんでおります。 

林舎HPトップ: http://homepage2.nifty.com/sanrinsha/
山林舎メール・アドレス: greenlife-sanrinsha@nifty.com

|

« 「株さんの桜 & かっぱずんの野の花 & 一人静」 | トップページ | 「波瀬区役員会 & 飯高理容組合総会 & 竹村さんのお花」 »