「大野さんの波瀬日記 - 泰運寺、波瀬残りモミジ」

本日のたよりは、大野さんが11月に撮影された波瀬地域の紅葉の終盤風景をお届けいたします。 大野さん、ご案内をお願い致します。
秋は駆け足で通り過ぎて行きます。 他の季節に比べ季節の移ろいが顕著に見ることが出来ます。 真っ赤に紅葉していた葉が翌日には茶色く変化していたりしますから、タイミングを逸するとチャンスは来年までお預けとなってしまいます。 自分達は日常見慣れた風景なのですが、最近特に増えたインバウンドの方達は、日本のサクラと並んで秋の紅葉に驚嘆感動されているという情報がネットなどで見られます。 そんな美しい色に染まった波瀬と泰運寺の残りモミジの風景を追ってみました。 大野弘」
「写真上: 11月24日午前中雨でした。 雨が止むのを待って一目参に泰運寺へ出掛けました。 参道のモミジは殆ど散っていましたが、階段には落ち葉の絨毯が秋の名残を留めていました。」

「写真上: 参道から僅か数メートル離れているだけなのに、林道には未だ緑のモミジが多く見られます。 日照率の僅かな違いでこの様な現象になるのでしょう。 幸い落ち葉の絨毯に車の轍が無く狙っていた風景を撮ることが出来ました。」
「写真上: 雨で落ち葉の絨毯がしっとりとした雰囲気が、お寺の静寂さにマッチしています。 観光地の賑やかな紅葉狩りの様な風景ではなく一人静かに浸るのも心癒す時間でもあります。」
「写真上: 公孫樹(イチョウ)の絨毯も秋の風物詩でもありますが、バックの竹が日本の原風景を醸し出してくれます。」
「写真上: スッカリ葉を散らしてしまったモミジの梢が朝の雨に滴を付けて少し光っていました。」
「写真上: 泰運寺の庭園には数本のカリンの木が見られます。 バックに自分の好きなメタセコイアが黄色く紅葉していました。」
「写真上: 11月15日おふく茶屋、波瀬植物園の紅葉、今期一番美しい時でした。」

「写真上: 11月24日自宅前のモミジの大木が、紅葉するのを待って香肌富士を樹間から狙いました。 運良く雨の後で低い位置に雲が懸かって絵になりました。」

「写真上と下: 想像以上に赤く染まってくれた自宅前のモミジに満足、翌日には半分以上散ってしまい、将に一期一会の風景でした。 」

「これで今年の紅葉はお終いです。 これからは眠りに入る木々が日の光りに輝く風景を狙いたいと思っています。 被写体は幾らでも見つけられますし、ワクワクしますね。」
大変あでやかな残りモミジの風景でしたね。 この写真、メール機能に問題があったため、山林舎に届くのに時間がかかりました。 それで掲載が遅くなった次第です。 大野さん、素晴らしい風景をありがとうございました。 次回の作品を楽しみにお待ちしております。
本日の波瀬: 深夜8℃、早朝は11℃もありました。 午前7時に一時雨が降り、その後は、気温は下がり、昼間は8℃。 風の冷たい1日となりました。 夜も深まり3℃まで下がってきています。 明日の朝はかなり12月らしい冷え込みとなりそうです。
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