「大野さんの波瀬日記 - 万華鏡」

本日のたよりは、大野弘さんの興味深い作品をお届けいたします。 大野さん、ご案内をお願い致します。
『万華鏡』
「写真上: まるで夜のネオン街を撮したように見えますが、一つ一つが異なった模様をしています。 飾りビー玉の様にも見えますが、解答機は最後まで秘密にしておきます。」
「写真上: カメラメーカーに尋ねましたら、この様に全てがレンズの絞り羽根模様になるのは珍しいと言われ少し悦に入っています。」
「写真上: レンズの被写体深度を無視して接近しています。」
「写真上: 更に超近接で撮してみました。 この世のものとは思われない虹色の美しさに暫くカメラのファインダーから目が離せず一人酔いしれていました。」
「写真上: 規則正しくまるで5線譜のように水玉が並んでいます。 自分達に身近なところに見られるものなのですが、」
「写真上: 季節は春から初秋であれば見ることが出来ますが、七色に光るのは太陽の角度に依りますから時間も限られますが、」
「写真上: 織物のように見えますが、そうではありません。 光りの角度でこの様に七色に光りました。」
「写真上: 同じようでも光りの角度(太陽)で波長の短い紫だけが反射します。」
「写真上: 画像処理やCGではありません。、被写体に対しカメラの位置や角度でこうした写真になりました。」
「写真上: 何処にでも見ることが出来るクモの巣に、雨滴が光を透過するときプリズムの機能をするのです。 シャボン玉等でもこの様な現象を作ることが出来ますが、こうしてみるとクモの巣は実に美しい織物のように規則正しく織られていることが解りました。(垣根などの低木の上に張っているクモの巣でないと、この様に写りません。) 日頃嫌われ者のクモの巣も、自分からすると絶好の被写体になりました。」
確かに雨粒を持ったクモの巣は宝石みたいにきれいです。 カメラの角度などで、このような面白い写真が撮れるとは不思議ですね。 大野さん、貴重な写真をありがとうございました。 次回のお便りも楽しみにお待ちしております。
本日の波瀬: 深夜0℃、早朝は2℃に上がっていました。 曇天で冷たい風の吹く1日でした。 高見山の山上には積雪と樹氷が見られました。 夜も深まり、気温は4℃。 前日よりは暖かい夜を迎えています。
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