「大野弘さんの山の日記 - 赤ゾレ山」
2月最後の日のたよりは、2月らしく雪景色で終わりたいと思います。 大野弘さんが24日に登られた『赤ゾレ山』からの雪解けの景色をお楽しみください。 大野さん、ご案内をお願い致します。
登りに使った、通称ヤシオ尾根は台高一のシロヤシオの巨木帯が見られる美しい尾根で、登るに連れて変化する風景が目を楽しませてくれます。 登山道に障害になる様な雪は無く、心地よい風に吹かれて高度を上げてゆけます。
アカゾレ山からの下山に辿った地蔵谷で、途中からコースを外れ支尾根を探索したところ、過去自分が見たこともない幹の直径が30cmにもなろうかと思われるシャクナゲの巨木帯を見つけ、悠久の年月此処で人知れず過ごしてきた威厳さへ漂わせた厳粛な気分に浸りました。 花の時期にはそっと一人訪ねてみたいと思っています。 大野弘」
「写真上: 標高1000m程も詰めると谷筋の斜面には雪解けの風景がパッチワークのように模様を見せてくれます。」
「写真上と下: ヤシオ尾根から臨む、木梶山と吊り尾根で、手前の尾根の木々が色付きはじめ春が間近であることを教えてくれます。」
「写真上: 馬駈けから見た國見山の北斜面は雪を被ったままです。」
「写真上から3枚: 馬駈け辻から国見山への谷の樹林帯に積もった雪の上に残した木々のシルエットが芸術になります。」
「写真上: アカゾレ山登山では、馬駈け辻より、僅か國見山方面まで足を伸ばし昼食をします。 此処は風もなく日当たり眺望も抜群の、通称『青空食堂』と自分で名付けています。」
「写真上: 馬駈け辻からアカゾレ山へのコースにある谷が、雪解の模様に見とれていました。」
「写真上: 何度もアカゾレ山を訪ねましたが、名物のハート池が全面結氷していました。初めての風景に感動。(昨晩はそんなに寒かったのかな??)」
「写真上と下: 地蔵谷の小滝もこの様に結氷していましたが、染み出た水が氷結したようで、途中で途切れていて水は流れていません。」
今シーズンは暖冬でしたので、山の雪景色、霧氷景色があまりお届けできませんでした。 なので、大野さん、貴重な写真をありがとうございました。 まだ山上では雪も降り、霧氷ができることは結構あるとは思います。 でも、なかなか、そのタイミングに登山される方も少ないと思われます。 今期最後の雪景色ではないと思いますが、行く冬を惜しみながら、今回の写真を眺めたいと思います。
『山林舎掲示板』本日終了: 長い間に渡り、ご利用頂いておりました山林舎掲示板ですが、掲示板の会社が掲示板を閉じることになり、今夜の0時で消えてしまうことになりました。 一月ほど前にお知らせが届いていたのですが、対応を忘れておりました。 あわてて、さぼっていたプリントをした次第です。 突然のことで、申し訳ございません。 しばらく掲示板はお休みさせて頂き、また新たなものを考えていきたいと思います。 今までのご利用をありがとうございました<m(__)m>
本日の波瀬: 2月最後の日の早朝は6℃で雨となっていました。 昼間の気温はあまり上がらなかったと思われます。 夜に入っても少し雨が残っています。 追記: 午後11時過ぎには雨もやみました。 気温は6℃と高めです。
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