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本日も山からのお便りです。 大野弘さんが、昨日掲載した『ゆずりは』さんが檜塚奥峰に登られた23日、大野弘さんは『三峰山」(1235.4m)に登られていました。 その写真が本日届きましたので、ご紹介いたしましょう。 大野さん、ご案内をお願い致します。
「漸く晴れの隙間を縫って、山登りに行って参りました。お天気が不順で今年の紅葉は見ることが出来無いのかなと多少諦めもありましたが、6月以来からの登山は体力も鈍っているのではと懸念もされ近場の三峰山をチョイスしました。月出の登山口から新道峠に登り、そこから頂上までの尾根道を辿り、八丁平からユリワレ登山口へと下山する、凡そ5時間4km余りの周遊コースがウオーミングアップに適しているのと、コースの8割ほどが広葉樹の樹林帯である事が条件でもあります。休日でなかったからでしょう、恵まれたお天気の中、殆ど登山者もなく静かな山を独り占め出来ました。 大野弘」
「写真上: 三峰山の売りである八丁平は展望抜群で、なだらかな草原はまるで高原の佇まいを感じさせます。紅葉には些か早いのですが、僅か色つきはじめた木々と流れる雲が秋の風情を漂わせていました。」
「写真上: 半袖でも快適な陽気で、暖かい太陽の下出来ることなら、このままズ~ット居続けたい誘惑に苛まされます。」
「写真上: 頂上からは名張や赤目方面と倶留尊山が臨めます。」
「写真上と下: 山ではいち早くツツジ科のシロヤシオが、真っ赤に染まり秋の到来を告げてくれます。」
「写真上: 春に樹林の中で白い花を付けていたガマズミは、この時期艶やかな実を付けて、一際美しさを主張しているように見えます。」
「写真上: 毒性の強いヤマトリカブトは、花の時期も終わりに近づき、冬の準備をし始めています。動物たちの食害に会うことはありませんので、勢力範囲は広がっています。でも花は流石キンポウゲの仲間美しさは魅力でもあります。」
「写真上: 八丁平の環境や雰囲気から、アカゾレ山頂上付近にあるりリンドウを探索してみましたら、見つけたのは、何とフデリンドウでした。リンドウは大凡秋の花なのですが、家に帰って図鑑やネットで調べて見たら、フデリンドウノの花の時期は4~5月頃となっています。然もこの花は群落を作らない様で、高原のあちこちに単独で見られて、この様に4株が揃っているのは余程仲がよいのでしょうか?」
「写真上と下: 今年の異常気象で、春と勘違いしたのでしょう。点々と可憐な花が咲き誇っていました。さて来年は秋に見られるのか楽しみにします。尚フデリンドウの名の由来は蕾が閉じた状態から付いた」
「写真上: 登山中急登を攻めるのは辛いものです。そんな時はこの様な顔をしているのかもしれません。内心自分は何でこんなアホな事をしているのかと自虐しているのです。」
「写真上: とは言え展望の良いところや、頂上を極めた時の達成感で嬉しさがこみ上げてきます。これが登山の醍醐味で先程までの苦しさも吹っ飛んでしまいます。」
大野さん、素晴らしい風景をありがとうございました。 山の登れてよかったですね。 これから好天が期待されますので、次回も山上からのお便りを楽しみにお待ちしております。
本日の波瀬: 深夜、早朝とも15℃。湿度高く、冷え込みはありません。 曇り、時々晴れの1日で、昼間は20℃位まで上がった模様です。 夜になって冷え込んできて、午後11時で11℃まで下がってきています。
千葉や福島でまた豪雨が降り、再度、多大な被害が出てしまいました。 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。 そして、被害に遭われた方々の1日でも早い回復を心から願っております。
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