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2020年5月25日 (月)

「大野弘さんの山の日記 - 檜塚」

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写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。

本日のたよりは、『大野弘さんの山の日記』をお届けいたします。 21日に登られた『檜塚』からのお便りです。 大野さん、ご案内をお願い致します。

「今年になって、何と6回目の檜塚は、何かに取り憑かれたように思われているかもしれない。自分を虜にするこの山の魔力とは? 何れの登山口へも林道の悪路は車の進入を拒む環境にもかかわらず、それらを忘却させてくれる程の魅力とエネルギーを与えてくれる山である。それは、人の気配がない美しい森と、今の季節人知れず咲く花々に巡り会えるからである。無論秋の紅葉や冬の霧氷も別格で、見所一杯の風景は捨てがたい。今回は、予想を覆すサプライズは、檜塚では数少ないシャクナゲに歓迎された事が大きな収穫で、それらを纏めて紹介いたします。 大野弘」

「写真上: 檜塚の魅力である美しい森は、探索すればするほど奥深さを発見する。少し登山道をはずれると夢の世界へ誘われた様な気分に浸れます。」

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「写真上: 途中植林地帯で見つけたキノコはカワラナデシコみたいなギザギザがあり、初めて見るキノコにカメラを向けます。斜面で足下が悪く、ぶれた写真になってしまいました。」

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「写真上: 今の時期落ち葉の間からヒョッコリ顔を覗かせるギンリョウソウは、愛らしい姿で迎えてくれました。」

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「写真上から3枚: 標高1200m程の通称シャクナゲ村に辿り着くと予期せぬ花見頃になっていました。前回の登山では蕾もなくて見ることは無いだろうと、半ば諦めていたので喜びはひとしおでした。丁度満開でしたので、運の強さに感謝です。」

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「写真上: シロヤシオ程気まぐれな花はないでしょう。花が咲く年も不定期で、今年も花のつぼみもなく期待は出来ないのでしょう。あちこち探索しましたが、これは数少ない花を付けていた木でした。」

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「写真上: ヤマツツジは期待を裏切る花ではありません。花の時期はほかのツツジよりも比較的長く見られますが、唯一違うのは群落を作ることはありません。」

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「写真上: 檜塚ではアケボノツツジを見ることは登山道には有りませんが、僅か谷へ降りた所に少数見ることが出来ます。今回は少々遅かったようで、残り少ない花を撮りました。」

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「写真上から3枚: 奥峰頂上直下にあるシャクナゲはどれも満開でした。テンションマックスでシャッターを押していたら、いつの間にかガスに覆われ幻想的な風景に包まれていました。」

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「写真上: 奥峰頂上のガスに包まれた風景に別れを告げました。登山口の万歳橋を出発したのは9時30分で、奥峰から14時45分に下山開始、マナコ谷到着が16時20分と全く人と遭遇することもなく、今日も感動と満足感で一杯の登山でした。 大野弘」

大野さん、素晴らしい山上の光景をありがとうございました。 檜塚には行ったことがありませんが、特有の美しさがある山ですね。 見せられるのが分かる気がいたします。 次回のお便りも楽しみにお待ちしております。

本日の波瀬: 深夜15℃。 今日も曇り、時々位曇天の1日で、昼間玄関先で25℃もありました。 昨日よりも蒸し暑さを感じる1日でした。 夜になっても冷え込みは感じられません。

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