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2020年10月26日 (月)

「大野弘さんの山の日記 - 大普賢岳」

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本日のたよりは、『大野弘さんの山の日記』をお届けいたします。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。 大野さん、ご案内をお願い致します。

「10月21日(水)かねてから気になっていた大普賢岳にある『巨木の森 』を探索してみました。ここは標高1200m程の谷間にある原生林で凡そ80分の所要時間となっています。3ヶ月ぶりの登山でもあり足慣らしには程よいコースと初秋の紅葉巡りを楽しんで来ました。紅葉には少々早く後1週間が見頃かと思いますが、少し染まりだした森は想像以上の美しさで、巨木にも巡り会え大満足のトレッキングでした。『巨木の森』を終え標高1400mほどの『笙の窟』まで登り、そこからは岩本新道を下りのコースにして下山しました。全コースに渉り深い広葉樹林帯のルートは、殆ど人と巡り会うことはなく、移りゆく季節の表情を静かに堪能できる所です。 大野弘」

「写真上: 静寂な森は人の気配もなく、猿たちものんびりとした雰囲気の中で過ごしていました。」

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「写真上: 森の中でいち早く紅葉するツツジの木が、秋の訪れを知らせてくれます。赤や緑、そして黄色のコントラストで気分が高揚します。」

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「写真上: ツツジの中でも最も艶やかな色に染まる、ドウダンツツジの仲間であるアブラツツジは目の覚めるような色で一際目立ちます。」

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「写真上: 巨木の森で巡り会ったミズナラの巨木は直径が凡そ2.5mは有ろうかと思われますが、近くでみると威圧される様な雰囲気を感じます。」

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写真上: コレも垣根のように勢揃いしたカツラの木ですが、朽ちている様子から、この森で長い歴史を経てきたのが伺えます。」

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「写真上: この場所だけがコケに覆われています。こけの厚さは凡そ5cm程とフカフカして心地良い感触がしていました。まるで日本庭園ですね。」

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「写真上: 笙の窟には、この様にエゾリンドウがこの時期みられます。近畿地方から北海道に至る高山地帯にみられると図鑑に出ていますから、この花の南限かもしれません。」

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「写真上: 見上げると笙の窟の岩壁には、エゾリンドウがへばり付くように所々みられます。何故この様な厳しい所を生活圏にしているのかと、逞しさに感心するばかりです。」

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「写真上: 岩本新道から振り返ると、樹間から大峰山系が臨まれます。色付き始めたイタヤカエデが赤や黄色に染まるのは間近です。」

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「写真上: 小普賢岳にガスが掛かって、日本の原風景を醸し出しています。」

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「写真上: 岩本新道からの帰り道の森も捨てがたい美しさです。ヒメシャラや、ブナ等の広葉樹の森は新緑紅葉と森の醍醐味を満喫出来るところです」

深い森の迫力と神秘性が伝わってきます。 大野さん、素晴らしい写真をありがとうございました。 次回のお便りも楽しみにお待ち申し上げております。

本日の波瀬: 深夜、早朝とも6℃。 晴れのち曇りでした。 昼間玄関先で18℃ながら、吹く風が冷たく感じられました。 午前0時まで7℃まで下がっているそうです。

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