本日のたよりは、『大野弘さんの山の日記』をお届けいたします。 山上の早春風景をお楽しみください。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。 大野さん、ご案内をお願い致します。 茶色の字が大野さんの文章です。
「迷宮の森 2ヶ月ほど巣ごもり状態の身体を目覚めさせなければと、2月25日程々のコースに千秋林道終点から登坂をする馬駆けへのルートをチョイスしました。林道が崩落しているので登山口までは徒歩で1時間、歩数にして6000歩程の緩い坂を詰めてゆきます。程よく身体が温まってきた頃に登山口に辿り着きますので、準備運動をする必要はなく素直に山登りに臨める理想的なコースになります。然も林道からの眺望も抜群で爽快な気分でトレッキング出来るのも大きな魅力です。この日は雲一つない素晴らしいハイキング日和で天上花を添えてくれました。 大野弘」
「写真上: 車を置いて15分ほど歩くと、展望抜群のところに出ます。広葉樹の梢が芽吹き前の輝きに生命力を感じます。バックはナメラ山から檜へと続く山並みになります。」
「写真上: 奥山谷を臨む所まで来ました。檜(檜塚)を行く時に途中のお立ち台から俯瞰するところで、シーズンを通して素敵な風景を醸し出してくれる隠れた絶景ポイントです。」
「写真上: 2月7日に来たときはこの様に氷柱はなかったのですが、夜の気温が可成り低かったのでしょう。滴のあるところは至る所で氷の造形を魅せてくれました。」
「写真上: 林道終点近くのこの滝も小さな氷瀑になっていました。」
「写真上から3枚: 登山口から1時間ほど登り詰めたところは水楢の林で、殆どが広葉樹になっていて、緑の葉っぱが全く見あたりません。静寂で神秘的な雰囲気を漂わせています。」
「写真上から3枚: 馬駆け場への尾根に辿り着き暫く詰めたところにサプライズが待っていました。道中殆ど雪はなかったのですが、僅か北斜面になっているので、この様に残雪の上にバーコード描いてくれていました。」
「*最近このコースは殆ど人が入って来ないのでしょう。登山口から尾根の取り付け口迄の80mほどは、登山道が消失して滑落の怖れがあり、2月7日には怖い思いをしてトレースしましたので、本日はロープ張りもかねての登山でした。1時間ほど掛けて何とか張り終えましたのですが、その間も足下が凍結していて可成り危険を感じます。チャントした安全な登山道があるのだからそちらで登ればよいものを、ワザワザ危険を冒す事などしなくても思うのですが、天の邪鬼なこの性格は一生治らないのでしょうね。尾根に辿り着いた時には息が上がってヘロヘロになっていました。8時半に登山開始し下山したのは17時00と今日も達成感にドップリと浸る事が出来ました。 大野弘」
大野さん、お疲れさまでした。 そして、早春の素敵な風景をありがとうございました。 これからは、登山が増えることと思います。 山上の風景も楽しみにお待ちしております。
本日の波瀬: 深夜3℃。 早朝は0℃まで下がったようで、氷が張っていたとのことです。 晴天の1日で、昼間玄関先で10℃。 夜には『スノームーン』と呼ばれる満月が流れる雲の中、美しい姿を見せています。 午後11時過ぎで0℃。
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