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2022年3月 1日 (火)

「大野弘さんの山の日記 ー 桧塚雪景色」

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3月となりました。 なのに、いきなりの雪景色で驚かれたと思います。 今日の日の掲載を少し迷ったのですが、雪深くても、春の明るい日差しが素敵でしたので、今日に致しました。 大野弘さんの久しぶりの『山の日記』です。 冬から春へと移り行く山上の景色をお楽しみ下さい。 大野さん、ご案内をお願い致します。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。

「今年の冬山は例年より雪が多いと予測していたけれど、予感が当たり飯髙の山にも積雪がみられました。この時期檜塚は北斜面であるヌタハラからの入山は可成りの覚悟が必要で、そんな中2月11日ワサビ谷ルートに挑戦しました。このルートはこの時期些か無謀な登山になることは覚悟して慎重に登り始めたのですが、あまりの積雪量に前進を阻まれ、結果標高1100m地点にて撤退をすることになり、カメラも冷気で機能せず散々でした。

しかしながら、今回性懲りもなく、2月26日に南斜面のヌタハラ谷側から挑戦しました。とは言えこちらも雪の量は半端なく登るにつれ深い所では1mはあったでしょう。但し急斜面でないことが幸いして標高1300mの頂上直下までは行けましたが、その先は足が埋まってしまう程の雪で、危険を感じ下山する事にしました。 大野弘」

「写真上と下: 1100m地点の雑木林、ここでは20cm程の積雪量でした。」

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「写真上と下: 標高1200mからは雪量も多くなり、雪解けにより氷柱が厳しい寒さを表現しています。」

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「写真上から3枚: 標高1300mまで来ると足が埋まってしまい疲労度が倍増します。上天気に恵まれた雪面に木々のシルエットがアートになります。」

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「写真上: このように足が完全に埋まってしまいます。ここでコケタラ起き上がるのは難儀で慎重に行動します。」

里では少量の雪が降っただけですが、さすがに『檜塚』、雪がたっぷりですね。 標高が1400mを越えるだけでなく、雪の積もりやすい条件がそろっているのだと思われます。 昔は桧塚の近くにある『明神平』にスキー場があったそうですから。 深い雪でも、明るい光に照らされて、春近しが感じられる光景ですね。 大野さん、素敵な写真をありがとうございました。 次回のお便りも楽しみにお待ち申し上げております。

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『かっぱずんのほのぼのイラスト』による3月コールです。 寅さんは雛段のお内裏様役のようですね。

本日の波瀬: 深夜-2℃まで下がっていて、ほぼ晴天でした。 早朝はわかりませんが、午前10時で8℃。 昼間玄関先で10℃。 お昼前から雨となりました。 小雨が降ったり、止んだりしております。 お昼過ぎまで館内は寒く感じられましたが、夕方から冷え込みは緩んでおります。 午後11時前現在、雨は小康状態で、あまり寒さは感じられません。 午後11時過ぎで7℃。 それでも、今日、奈良へ行ってきたマスターの話では、高見トンネルから奈良県側の国道脇には1m近い雪があったそうです。 この雪が溶けて流れますと、明日の早朝には国道が凍結する恐れがありますので、走行される方はくれぐれもお気をつけ下さい。

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