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2022年6月21日 (火)

「大野弘さんの山の日記 ー 七曜岳」

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本日のたよりは、『大野さんの山の日記』をお届けいたします。 大野さん、ご案内をお願い致します。

「もう10年以上前にはなるだろうか?久し振りの七曜岳(shichiyoudake1584m)に挑戦することにしました。いつも行く大普賢岳から東へ弥勒岳、国見岳となって七曜岳から弥山へと続く奥駆け道の行場でもあります。

今回の登山口は水太林道奥の水太谷の谷に沿って直接七曜岳へと詰めてゆくことにしました。水太谷の水量は多く清々しい風に、半袖ではこの時期にしては肌寒さを感じながら無双洞迄の水簾滝迄谷に沿って詰めてゆくと、以前に比べかなり登山道が整備されているのに違和感を感じました。と言うのは、それほどこのルートを利用する登山者がいないはずだと思ったからで、その後の登山道も目印のテープも多くみられるのは、コースを見誤まり行方不明になる登山者が多いからではないかと雰囲気から想像しました。

登山地図を見て大普賢岳から七曜岳、無双洞、底無し井戸、そして登山口の和佐叉へと周回するルートは、初級登山者には魅力的なのだが、可成り厳しい登山となり,あまつさへ険しい山容の大峰山系は標高だけでは計り知れない試練と覚悟が必要で甘い気持ちで挑戦しない方がよいでしょう。 大野弘」

「写真上: 登山口の水太谷の水量は台高山系には見られない多さに山の奥深さを感じます。」

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「写真上: 水太谷に沿って無双洞までは清々しさを堪能できる素敵な登山道です。」

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「写真上: 無双洞のある水簾の滝は落差もさり事ながらかなりの高さから流れ落ちてきています。」 

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「写真上と下: 些かスリルをあじわいながら無双洞の巻き道をクリヤーしたら、きつい登りの樹林帯を1時間ほど喘ぎながら詰めてゆきます。ようやく、尾根道へと辿り着くと、清々しい風と巨木のある明るい森にホッと致します。」

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「写真上: 途中樹間から大普賢岳の雄姿と右に小普賢岳、日本岳、そして和佐又山がバランスよく並んでいます。」

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「写真上と下: 他の山では見られない複雑に絡んだ木がここかしこ見られ、これはその一部で暫く眺めていましたが、長い歴史にどんなドラマがあったのかと想像していました。」

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「写真上: 尾根道を暫く行くと、自分が命名したジュラシックパークに到着します。これは巨岩のパーク入り口になります。」

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「写真上と下: 頂上直下にあるこの場所は巨岩と大きなシダばかりで。古生代にタイムスリップしたのではと思わせ、恐竜が出てきても違和感の無い雰囲気を醸し出していました。」 

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「写真上: ジュラシックパークには、他では見られないジャンボシダが群生しています。パソコンで検索するとオシダ科のオオクジャクシダとありましたが、矢張珍しい種でジュラ期の風景を彷彿とさせます。丈は1mはあったでしょうか?」

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「写真上: ジュラシックパークを抜けると少し長い階段がります。これを登りきると、頂上までの最後きつい急登が待っています。木の根っこをテップにして15分程喘ぎ辿り着いた頂上は幅3m程のとがった岩で数人が辛うじて腰を下ろせるところです。」

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「写真上と下: その頂上には鈴なりに花開いた、サラサドウダンツツジが迎えてくれ、吹き出る汗も吹っ飛ぶ気持ちにさせてくれました。尚頂上付近はシャクナゲの大群生地でもあります。」

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「写真上: その脇には可愛いベニドウダンも開花を迎えて彩を見せてくれましたし、今日も思い出に残る素晴らしい登山が出来たことに感謝です。」

清涼感あふれる素晴らしい光景を楽しませて頂きました。 大野さん、貴重な写真をありがとうございました。 またのお便りを楽しみにおまちしております。 

本日の波瀬: 深夜、早朝とも18℃。 今日も湿度の高い曇天から始まり、午前10時頃から午後8時台まで雨となりました。 19mmの累計降雨量でした。 午後11時で19℃。

No War!!!!!

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