「大野弘さんの波瀬日記 ー ホオノキの花と夏の花」
本日のたよりは、『大野弘さんの波瀬日記』をお届けいたします。 大野さん、ご案内をお願い致します。 大野さんの文章は茶色の字でとなっております。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。
「ヨーロッパや中国では異常な暑さと大雨による洪水で地球温暖化の影響が懸念されていますが、波瀬の夏は日中は気温も高く熱中症には用心しなければなりませんが、朝晩はとても爽やかな日々で、お蔭でぐっすりと眠ることが出来ているので夏バテ知らずで過ごせそうです。
そして今年も我が家の波瀬ユリも本番を迎え、昨年より沢山の花を見せてくれています。休日には遠方から鑑賞に来られる方たちもいてプチ観光地?の様相、それに応えるように香しい風がおもてなしになってくれています。
波瀬ユリの後は、カノコユリやナツズイセン等が目を楽しませてくれそうで、我が家からチョット足を延ばせば被写体はいくらでも見つけることができます。 大野弘」
「写真上: ホウの花は6月初めに満開を迎えますが、モクレン科の花はほぼ一日で寿命を迎え、翌日には黄色く変色しています。この写真は6月初めころの撮影ですが、、、、」
「写真上: 花が終わって今時、五平餅の様な姿になっています。暫くするとザクロ状の濃い紫になって落ちてきます。それを拾ってきて軒にでぶら下げて暫くすると、突然エイリアン??に変身しギョッとします。勇気のある方はお試しあれ」
「写真上: 波瀬神社前に小群落を作っていたヤブカンゾウですが、漢字で表現すれば「萱草」で、漢方薬の「甘草」は全く別物です。因みにヤブカンゾウも漢方薬になると図鑑に出でていました。」
「写真上: オニユリは、山で見るクルマユリや、コオニユリとは花では区別がつきません。オニユリは茎にムカゴが付いているので見分けると図鑑出でていますが、あとは環境で判断できるでしょうか?」
「写真上: オニユリの撮影でチョット遊んでみました。」
「写真上: 波瀬ユリは一本の茎に時には10ケ以上花を付けることがありますが、重さで大きく曲がっているのがあり、それも崖の壁面にある場合はなおさらです。これは花が3ツですから何とか絵になりました。」
「写真上: 通常波瀬ユリには小豆色した斑点が無数にあり、花ビラを貫く様に黄色の太い帯が特徴なのですが、波瀬神社宮司の谷さん宅のこの花はソバカスもシミもない色白美人揃でした。」
「写真上と下: 同じく谷さん宅のフウラン(風蘭)です。岩や木に育つ着生植物で山奥でしか見られませんが、どこかから飛んできたのを槇の木に縛り付けて育てられたとか、貴重な花を見させていただきました。」
大野さん、素敵な写真をありがとうございました。 次回のお便りも楽しみにお待ちしております。
本日の波瀬: 深夜21度。 晴天の1日で、昼間国道で31度。 午前0時前で22度。 満天の星空だそうです。
No More War!!!!!
| 固定リンク
最近のコメント