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2022年11月21日 (月)

「大野弘さんの山の日記 ー 大台ケ原開拓村」

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本日のたよりは、『大野弘さんの山の日記』をお届けいたします。 10月28日に登られた『大台ケ原・開拓村』の紅葉風景をお楽しみ下さい。 一挙に25枚掲載致します。 大野さん、掲載が遅くなりまして、申し訳ございませんでした。 ご案内をお願い致します。 茶色の字が大野さんの案内文です。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。

「山の日記1) インバウンドが日本を評して、最も好きな点は、1)食べ物、2)清潔、3)親切、そして4番目が風景で、春の桜に秋の紅葉をあげています。特に秋は色とりどりの色彩の豊かさに日本人であっても圧倒されますね。

 そんな中、紀伊半島ではその代表ともいえる大台ケ原(西大台)の紅葉風景をご紹介したいと思います。明治の初期に開拓民が入った開拓村へのルートは、今は訪れる人もまばらで原生林の佇まいを宿した数少ない秘境になっています。従って、落葉広葉樹の巨木が多い明るい森はトレッキングに最高の場所で、この時期絶対欠かせないルートです。今回はお天気にも恵まれ、紅葉ドンピシャでしたので100枚以上を貪るように撮ることが出来大満足の一日でした。 大野弘」

「写真上: 標高800m程から原生林になって殆どが落葉広葉樹の森になります。この地点では若い木が多く彩はあっても風情に欠けますが。此の先に詰めるほど期待が膨らみます。」 

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「写真上: 30分程詰めるとクラガリ股に到着します。此処からはそれまでの雰囲気ががらりと変わり、古木の中に大台の原風景が現れ、この先クライマックスを迎えます。」

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「写真上: 落葉広葉樹の森は季節の変化で多彩な色を見せてくれます。春の新緑も捨てがたいのですが、矢張色彩の豊かさには、今の季節が勝るのではないでしょうか」

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「写真上: 優しい朝の光に輝いて美しさを競っています。年輪を重ねたブナがどっしりと構え森をガードしているようです。」

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「写真上: 登山道というよりこのコースは殆ど水平道、錦織りなす谷沿いの紅葉風景を浴びながらのトレッキングは、極上の贅沢ではないでしょうか?」

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「写真上:神社仏閣の日本庭園には、必ず苔むした石や岩が見られますが、日本人の美意識である侘び、寂びは、この様な原風景をモチーフにしています。」

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「写真上: 錦織のシャワーを浴びながら、錦秋のトンネルを抜けてゆく、魂を奪われそうな至福な気分にさせてくれます。」

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「写真上: 今は開拓村のある西大台へは、事前の登録とレクチャーを受けないと立ち入る事は出来ませんから、入山する人もかなり少なくトレッキングコースも手入れは滅多にされていません。然しそれが却って自分にはスピリットを刺激します。」

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「写真上: まるでアニメの世界に誘われた、夢の様な雰囲気に包まれました。」

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「写真上: 朽ち果てた木々が所々この様に沢山見られますが、自然には無駄もなく風景の一躍を担っています。」

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「写真上: 朽ちた木々や枝が無造作に散らばっているように見えますが、それすらも雰囲気を醸し出して侘び寂びを感じさせてくれます。」

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「写真上: 朽ちかけた或いは朽ち果てた木々も、自然に溶け込んで、チャント絵になっています。」

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「山の日記2)人間には基本3色しか見えないそうで、動物で2色、昆虫はモノクロでしか見られないと言われています。そんな筈はないと反論がありそうですが、基本の色はR,G.B即ち赤、緑、青なのですが、それらの色の明暗が華やかな色になってカラフルに見えていると言われています。今回訪れた西大台の森が色彩豊かに見えたのは人間の錯覚なのでしょうか?そんな事はさておいて美しい風景を見て感性を刺激できれば充分幸せに浸れます。全コースに亘ってテンコ盛りの紅葉は唯々感動の一言でした。 大野弘」

「写真上: 斜面に積もった落ち葉と、黄色に色づいた木々(ブナやヒメシャラ等)が日の光に輝いて幻想的な風景を醸し出しています。」

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「写真上: 朽ち果てた倒木にも新しい命が芽生え、こうして森は人の手を経ずに再生(リサイクル)してゆきます。」

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「写真上: 昨年もこの木はこの姿でした。倒れずに生き残っていた事で懐かしさと安堵の気持ちになります。」

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「写真上: ここでは倒木すらも風景に溶け込んでいます。」 

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「写真上から3枚: 何と心洗われる風景でしょうか?静寂(シジマ)の中に暖かい雰囲気が伝り、ワクワク感に包まれます。」 

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「写真上: 樹間から東大台方面を臨むと奥深い山の様子が伺えます。山を覆う淡い黄色が優しい気持ちにさせてくれました。」

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「写真上から3枚: 今回初めて五葉躑躅(シロヤシオ)の多くの古木をこの森で目にしました。来年花の頃に是非訪ねてみたいと思います。」

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「写真上: 紅葉の三原色がこれではないでしょうか?赤、緑、黄色、これらが微妙に綾なして日本独特の風景になるのでしょう。」

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「写真上: 自然の妙とでもいえるのでしょうか?微妙な色が折り重なって錦の風景を見せてくれています。此処では暫く足を止めて唯々見惚れていました。」

大野さん、素晴らしい山上の紅葉風景をありがとうございました。 堪能させて頂きました。 次回のお便りも楽しみにお待ちしております。

本日の波瀬: 深夜は10℃もあり、早朝前雨が結構降りました。 降り始めからの累計降雨量は42mm。 久しぶりの雨でした。 今日はお天気が回復し、暖かさが続きました。 午後10時過ぎで8℃となっております。

No More War!!!!!

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