「吉光さんの北海道の思い出 ー オジロワシとオオハクチョウ」
HPだよりの話題がないのをお分かり頂いたようで、超お馴染みのお客様:吉光成人さんが『北海道の思い出』シリーズの続編を送って下さいました。 2年前までお仕事で釧路にお住まいでしたので、以前、何度か『北海道の思い出』というタイトルで写真とお話を提供して下さっていました。 今回も北海道ならではの珍しいシーンですので、お楽しみ下さい。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。
「さて、ひさしぶりに、北海道の写真を送らせていただきます。今回のテーマは、オジロワシとオオハクチョウです。
1枚目の写真は、屈斜路湖を飛ぶオジロワシです。タカの仲間で、とても大きく、とても怖そうな顔をしている鳥です。屈斜路湖畔の木に止まっており、飛び立つと、湖でのんびりしているカモなど小さな鳥が、一斉に一目散に飛び立ち逃げます。オオハクチョウだけは、なぜか逃げずそのままのんびり過ごしています。」
「2枚目の写真は、オジロワシとオオハクチョウが一緒に写っている、けっこう珍しい光景です。右のカラスも相当大きなカラスなのですが、比べるとオジロワシとオオハクチョウの大きさがわかると思います。
オジロワシは、何か獲物?を捕らえたようです。怖い顔をして、獲物を放すまいとしているように見えました。左にいるオオハクチョウは、オジロワシが捕らえた獲物に興味があるように見えます。オジロワシの怖そうな顔と比べると、オオハクチョウの顔が一層かわいく見えます。何か、獲物に興味があるような感じです。この後、信じられない光景が…」
「3枚目の写真です。何と、オオハクチョウがオジロワシを威嚇しているように見えるではありませんか。一方のオジロワシは、獲物を足でしっかり捕まえたまま、必死に逃げているように見えます。かたやオオハクチョウは、羽根を広げて威嚇のポーズを取っているようですが、顔が相変わらずとてもかわいく、思わず笑ってしまいます。本人?は必死なのでしょうが、私には、まるで『いないいないばあ』をしているようにも見えます。
ちなみに、オジロワシは、無事逃げ切ったように見えましたが、湖の真ん中まで飛んだ時、安心して気がゆるんだのか、何と、獲物を落としてしまいました。すぐに沈んでしまい、回収することができず、しばらく残念そうに旋回していました。生きるということは大変なことなのだなと、自然の厳しさに思いを馳せながらも、本人?達には大変申し訳ないとは思いつつ、つい微笑んでしまう私です。」
オオハクチョウさんの可愛さはオジロワシさんには感じられないのですね。 人間的な感性でしょうね? 必死の感じのオジロワシさんを見ていると、本当に自然の厳しい戦いと逆に面白さを感じてしまいますね。 吉光さん、貴重な写真をありがとうございました。 お越しを楽しみにお待ち申し上げております。
本日の波瀬: 深夜、早朝とも0℃でした。 晴天から曇天へ。 風が冷たく、時折、怖いような音を上げて吹きまわっていました。 午後11時過ぎで2℃となっております。
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No More War!!!!!
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