「大野弘さんの奈良日記 ー 談山神社」
本日のたよりは、『大野弘さんの奈良日記』をお送りいたします。 桜井市にある『談山神社』がテーマです。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。
「歴史探訪
奈良へ行く際、桜井市内を通り抜けてゆきますが、以前から心に引っかかる地名と神社の標識が有りました。それが、多武峰(とうのみね)にある、談山神社(たんざんじんじゃ)でした。これは歴史的にとてもエポックメーキングな出来事のあった神社で、中学の歴史に学んだ、645年の『大化の改新』となった由緒ある神社です。当時は可成り山の中でしたのでしょう。今は車で気軽に行けるようになって、定期バスも通っています。建物はその当時を彷彿とさせる作りで、全てが朱塗りの、釘を一本も使用していない古代建築法で、将に神の棲む森と言った雰囲気を醸し出していました。 大野弘」
「*談山神社は秋の紅葉が見事で、これからはサクラと新緑が雰囲気を盛り上げるでしょう。ネットには多くの写真が紹介されています。」
「写真上: 談山神社の売りでもある13層の塔は見事としか言いようが有りません。庇は全て檜皮葺で、唖然として見つめていました。」
「写真上: 寸分の狂いも無く、見事な造形を見せてくれました。」
「写真上と下: 拝殿を横から眺めてみても、飾りの犬釘以外すべて精密な木組み作りに感動しています。」
「写真上: 吊り灯篭にも細かい細工がしてあります。いにしえの時代を感じます。」
「写真上: 此の灯篭は年号でしょうか〈天保〉とありますが、これは天保元年が1830年(文政13年)ですから、200年近い年月を過ごしてきたのでしょうか」
「写真上: 拝殿の天井の模様が気になって撮ってみました。可成り手の込んだ造作がしてあります。」
「写真上: 拝殿から臨む本殿ですが、柱の飾りが時代を彷彿とさせます。」
「写真上: 古式ゆかしい蹴鞠が披露される広場です。」
ずっと以前、紅葉盛んな談山神社へ行ったことがあります。 紅葉も素晴らしかったですが、大野さんが仰る通り、建物にも圧倒されました。 素晴らしい写真をありがとうございました。 数日後に、大野さんが同じ日に訪れた『月ヶ瀬』の梅園の写真をご紹介致しますので、お楽しみに!
本日の波瀬: 深夜6℃。 深夜に雨が降り、朝方には濡れていました。 曇天の1日でしたが、夜になって満天の星空となっているそうです。 今日も昼間は暖房は不要でしたが、夜になって冷え込み、暖房が活躍しました。 午後11半過ぎで2℃まで下がっております。
No More War!!!!!
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