「大野弘さんの波瀬日記 ー 夏に向かって…」
本日のたよりは、『大野弘さんの波瀬日記』をお届けいたします。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。 大野さん、ご案内をお願い致します。
「今年の桜は例年より10日以上早くに見られて、春が早くに来た感が有りましたが、その後の陽気は寒の戻りの様な日々で、寝具も冬物にし時折暖房もONにしなければならない程の陽気でした。とは言え植物達は逞しく季節通りに顔を覗かせてくれました。木々の緑も日毎色を濃くし確実に夏に向かっている事を教えてくれます。そんな夏へと変化して行く花達の日々を追ってみました。 大野弘」
「昔は到る所で見られたササユリは、今は絶滅危惧種?になりつつあり、ここ波瀬では滅多に見る事は無く、波瀬神社の土手に一輪だけ見る事が出来ました。シカの害から守るため袋をかけて保護しました。」
「写真上: テッセンは園芸種ですから、珍しい花ではありませんが、珍しいのは花の名前です。」
「写真上: それはこの姿から理解できます。テッセンとは『鉄線』と漢字で表現されます。この写真は花後の姿で、まるで細工物みたいな籠状で、鉄の線の様なツルから付いた名だそうですが、自分には竹籠に見えます。」
「写真上: この花は面妖な姿をしています、昨年も同じ所に花を見ましたが、園芸種の『ニゲラ』和名『クロタネ草』が野生化して雑草に紛れていました。」
「写真上: 台風後の大雨で花ビラを散らしてしまいましたが、花は普通の姿ですが、シベの様子が面白いと思いました。」
「写真上: 湿った雑草の中に見られる『ウツボグサ』は30cm程の高さになり、目立ちます。濃紺の花の色は近くで見ると美しさに目を引きます。」
「写真上: 梅雨時に引き立て役になる『アジサイ』は何処にでも見られる逞しい花ですが、最近は新芽が鹿の食害に遭って花が見られないのもあります。〈ベニシジミチョウ〉が休んでいました。」
「写真上から3枚: ここ波瀬ではアジサイはこれからが本番で、どこもまだ満開では有りませんが、『セイヨウアジサイ』の表情を追ってみました。」
見たことない花もありました。 アジサイは今年遅い開花でしたね。 鹿軍団による被害で逞しいアジサイも山林舎庭園ではかなり減ってきております。 他の場所では大丈夫でしょうか… 大野さん、素敵な写真をありがとうございました。 次回のお便りも楽しみにお待ちしております。
本日の波瀬: 深夜18℃。 午前10時で21℃。 雨が降りそうな暗い曇天ながら、ほとんど降ることがありませんでした。 昼間の気温もそれほど上がらなかったようです。 湿度は高いものの、気温が低めで、今日も過ごしやすい日となりました。 夜がふけるにつれ、肌寒くなってきております。 午後11時半過ぎで17℃。
Peaceful Earth without Wars☆彡
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