「大野弘さんの波瀬日記 ー ヤマボウシ」
6月に入りました。 6月最初の日は、『大野弘さんの波瀬日記』で参ります。 『ヤマボウシ』の特集です。 大野さん、ご案内をお願い致します。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。
「先日ご紹介した『ハナミズキ』の花が終わると、同じミズキ科のヤマボウシ(山法師)が道路脇(街路樹)を飾り始めます。とても強い花で毎年必ず満開に着飾って目を楽しませてくれます。花容はハナミズキと殆ど同じ様に見えますが、真ん中の花を取り囲むように白い総苞片の形が異なり、ハナミズキは丸みが有りますが、ヤマボウシは先が尖った形をしています。中心の緑色で金平糖のようなところが花で、秋になると熟して食べられると図鑑に出ています。咲き始めから毎日通い観察していると、花の大きさは替わりませんが、総苞片が成長してゆくのが解ります。尚この木は相当硬い事から『掛矢』(杭など打つ際に使う木槌で、赤穂浪士が吉良邸へ討ち入る際、門扉を破壊するために使用した)として利用すると言う事です。 大野弘」
「写真上: これは満開状態で、白い総苞片も最大となっています。」
「写真上: 接写してみました。総苞片の形が山法師の花の語源になっていて、標高1000m程の山中が本来の生息地になります。」
「写真上: 総苞片が黄色気味なのは咲き始めの時で、小ぶりになっています。」
「写真上: この花は正面で見るよりこうして横から眺めた方が、特徴がつかめて写真になります。」
「写真上: 梯子を懸けて上から狙ってみました。殆どの花が上向きにしか咲きませんから、枝ぶりに沿って白いウエーブを描いています。」
「写真上から4枚: 色々な角度から狙ってみましたが、とても可愛い魅力的な姿をしていますね。」
「写真上: ハナミズキも紅が有りますが、ヤマボウシの赤は(ベニバナヤマボウシ)園芸用に改良されたもので、花容が少し小ぶりとなっています。」
大野さん、素敵な写真をありがとうございました。 またのお便りを楽しみにお待ちしております。
かっぱずんのほのぼのイラストの兎さんによる6月コールです。 かっぱずんちゃん、可愛いイラストをありがとう♪
本日の波瀬: 深夜11℃! 早朝はさらに下がるかと思いましたが、予想に反して、12℃に戻っていました。 昼もの気温はそこまで上がりませんでした。 曇天の1日でしたが、夜遅くになって、雨が降り始めました。 気温は午後11時半で17℃。
No More War!!!!!
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