本日のたよりは、『大野弘さんの波瀬日記」をお届けいたします。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。 大野さんのご案内でお楽しみ下さい。
「今年の夏は自分にとってはそれほど暑さは感じなく、むしろ快適な日々でエアコンも数回使用した程で、暑い日でも木陰に入れば心地よい風にリゾート気分を味わえ、夜も寝苦しさを感じなく、ぐっすりと睡眠も摂れ快適な夏でした。処が先日、突如深夜に寒さで目を覚まし、急遽押し入れから冬布団を担ぎ出し何とか事なきを得ましたが、衣替えの準備もしていませんでしたので、パジャマも夏のままと、突然の変化に少し慌てました。そんな急激な気温の変化にも植物達は、季節を正しく履行してくれている、そんな花達の姿を追ってみました。 大野弘」
「写真上: 9月になると草むらに顔を覗かせるのが、『キツネノカミソリ』で、ユリの様に見えますが分類はヒガンバナ科になります。この場所には『ナツズイセン』も見られるのですが今年はお休みのようです。」
「写真上: アケビは他の木に絡みついて厄介者ですが、花は美しく、更にこの様な秋の味覚も提供してくれますから捨て難い植物です。都会では果物屋さんで商品となっています。2016/10/18撮影 鍋倉地区にて」
「写真上: 道路わきのフエンスに絡みついて、鳥やサルの食害から生き残っていたのを撮影しました。」
「写真上: 波瀬神社北側の土手にわずかに見られる『ツルリンドウ』ですが、こまめに観察しないと見落としてしまいます。花の時期には少し早かったようで、ツル一杯に花を付けると時期は見事ですね。」
「写真上と下: これは園芸種の洋花ですが、今は野生化してしまった、「ムラサキツユクサ」でシベの周りに髭の様なものがついてますが、如何にも洋花の雰囲気を醸し出しています。」
「写真上: 『シュウカイドウ』とケッタイ名前ですが、漢字で書くと『秋海棠』と中国読みになります。カイドウの花に似て、秋に咲くのでついたのだそうです。ベゴニア属の、元は園芸種」
「写真上: 園芸種故こうした白花もありますが、殆どが妖艶なピンクで今は野生化してしまいました。」
「写真上: 『ヤマボウシ』 先日もご紹介しましたが、美味しそうな実がタワワニついていますが、味は良くないようで鳥もサルも好んで食べないのでしょう。この実にタネが一杯含まれていますが、それぞれがヘキサゴン状(六角形)に結びついているのが新しい発見で、サッカーボールの模様を想像します。」
「写真上: 『カラスウリ』の実(ウリ)は知っている方も多いでしょうが、花を見た方は少ないと思います。それもその筈、夜しか開花しないようで、レース編みのような姿は異様ともいえますが、これで夜活躍する蛾に花粉を運んで貰うのだそうです。運よく我が家の前に早朝見る事が出来ました。」
カラスウリの花を私も通勤路で早朝に見たことが一度だけありました。 神秘的で不思議な美しさを感じました。 大野さん、素敵な写真をありがとうございました。 またの作品を楽しみにお待ちしております。
大野さんは今、『波瀬駅』にて作品展を開かれています。 ぜひ、お出かけ下さい。
大野弘さんの写真展
タイトル:『波瀬一木一草』
日時:2023年9月21日~11月20日
10時~16時 (水曜日定休日)
場所:波瀬駅 0598-47-0828
10月21日からの後半は作品を全て入れ替え。
本日の波瀬:気温計が壊れていたので、深夜、早朝の気温はわかりませんが、9℃位だったのではないかと思います。 深夜の帰宅時には、今季初めて、シリウスを見ることができました♪ 昼間も日陰なので、肌寒く、夜になって、ストーブを焚きました。 気温計が直り、午後11時で10℃だそうです。
Peaceful Earth☆彡☆彡☆彡
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