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2023年12月25日 (月)

「大野弘さんの歴史探訪 ー 忍者の里」

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本日のたよりは、『大野弘さんの歴史探訪』(11月27日撮影)をお届けいたします。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。 大野さん、ご案内をお願い致します。

「忍者の郷へ歴史探訪

 インバウンドの人たちの中には、いまでも日本には侍と忍者がいるのではと思われているようで、それは日本のアニメの影響もあり、来日された事が無い人からすれば、そんな想像もさも有りなんと思える。しかるに三重県には甲賀と伊賀の二つの流派が有り、それが脈々と受け継がれてその伝統を守っている人たちがいる事に誇りを持ちたいと思う。

 今回は自分としては初めての伊賀上野なのですが、切っ掛けは美味しい蕎麦屋が有る事をネットで知り、それを主目的にして伊賀上野へ出かけてみました。伊賀上野は戦火に遭わなかった事から昔の町並みは戦国時代の面影を残していて、歴史を漂わすノスタルジックな雰囲気に浸れました。 大野弘」

「写真上: 伊賀上野の市内地図には俳人芭蕉の生家や、仇討で有名な鍵屋ノ辻等皆さんお馴染みの旧跡が有ります。地図中に番号が有りますのは和菓子巡りが出来るお店の場所を示しています。」

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「写真上: 徳川家康の命により1608年藤堂高虎が城主となった伊賀上野城は、戦火にも会わず戦国時代の名残を残しています。但し天守は1612年の暴風によって倒壊し、以後1935年(昭和10年)になって復興改築されたものです。」

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「写真上: 徳川家康の命により豊臣からの防御のために作られた高石垣(30m)は日本有数の高さを誇るそうです。この日は自衛隊が訓練を兼ねて石垣の草狩りをしていました。命綱に2名の自衛隊員が写っています。」

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「写真上: 城内には藤堂家の家財道具や、こうした兜鎧などが展示してあり、この兜は城主藤堂高虎愛用の物となっています。」

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「写真上: 戦国時代の生々しさが感じられる鎧等が沢山展示されています。」

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「写真上: 天守の天井には、この天守が復興された記念竣工祝いによって多くの政治家、文人書家等から色紙を(1m四方)寄贈されたもので、真ん中の月を描いた絵は横山大観の色紙になります。」

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「写真上: 高浜虚子の書」

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「写真上: 近衛文麿の書」

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「写真上: 伊賀上野は俳人芭蕉の生誕地に因み、上野城の公園内にある、芭蕉翁祈念館が有ります。」

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「写真上: その記念館の門前から内部を見る。」

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「写真上: 門の敷石に松葉が吹き溜まりハニカム状の模様を描いていました。」

ハニカム状とは、生六角形や正六角柱を隙間なく並べた構造のことで、ミツバチの巣がこの形をしているので名付けられたそうです。

伊賀は三重県の誇る文化遺産が多くありますね。 大野さん、貴重な写真をありがとうございました。 次回のお便りも楽しみにお待ちしております。

本日の波瀬: 深夜-3℃で、どこまで下がるかと思っていましたが、早朝は友達に-3℃だったと教えてもらいました。 変わらなかったようです。 雲の多い晴天の1日で、山林舎内は結構冷えていました。 午後11時半で2℃。 昨夜より5℃も高い気温です。 晴れているとのことです。

Peaceful Earth☆彡☆彡☆彡

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