本日はお休みを頂きまして、誠にありがとうございました。 1か月以上ぶりのお休みで、一息つくことができました。 明日からまた通常営業に戻りますので、宜しくお願い申し上げます。
本日のたよりは、『大野弘さんの波瀬日記』をお届けいたします。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。 大野さん、ご案内をお願い致します。 茶色の字が大野さんの説明文です。
「6月になっても朝晩にはストーブが恋しい、そんな初夏にも拘らず花達は輪廻を繰り返し新しい息吹を見せてくれます。そんな花達の姿を的確にとらえるのには、こまめに観察する必要が有ります。自然は日替わりメニューそのもの、日々姿を変え美しい時はほんの一瞬、そんな希少な花に訪れたシャッターチャンスの一部ご紹介させていただきます。 大野弘」
「写真上: タンポポの胞子は僅かな風に乗ってふわふわと空を漂い旅に出ます。傘の部分と柄との絶妙なバランスで飛行してゆく姿は知恵の造形かと思われます。」
「写真上: タンポポと同じキク科のノアザミもこの時期胞子を発生させます。胞子の骨をよく観察してみると更に細かい毛が付いていて、触れたものに絡むようになっています。植物達の生きる技に感心します。」
「写真上: 時折街路樹や庭木に見られるブラシの木は明治時代に海外から持ち込まれたとの事で、別名カリステモンと言いオーストラリア原産と図鑑に出でています。ブラシ状になっているのは花後の姿でオシベだそうです。」
「写真上: ここからは波瀬植物園で撮影した花になります。これは一株だけ見られた園芸種の『シロカキツバタ』です。アヤメやカキツバタは通常紫か黄色なのですが、白い花は初めて見ました。」
「写真上: スイレン科の「コウホネ」は今時見頃となっていました。ミズバショウの後に咲く花で緑の葉っぱの中で一際鮮やかに映えます。」
「写真上から4枚: 先般ご紹介したレッドデーター(絶滅危惧種)の『ベニバナヤマシャクヤク』を蕾から開花までをカメラに収めてみました。花の寿命は短く3日程で散ってしまい可憐さを漂わせています。」
「写真上: 高い山の草原や湿地に生息し静岡から西日本に見られる『ハンカイソウ』で、丈は凡そ1m程と大型の草になります。波瀬植物園では数株が見られました。」
大野さん、花々の素晴らしい表情をありがとうございました。 次回のお便りも楽しみにお待ちしております。
本日の波瀬: 昨日からの雨は午前4時台まで続き、29mmの累計降雨量となりました。 でも、今夕の櫛田川を見る限り、あまり水位の上昇は感じられませんでした。 朝方はもう少し水位が高かったものと推測しております。 曇天から晴天へ。 気温はそれほど上がらず、動かずにいれば、快適な1日でした。
山林舎ホーム:https://greenlife-sanrinsha.com
メール:mailto:info@greenlife-sanrinsha.com
Peaceful Earth☆彡☆彡☆彡
最近のコメント