「piccoloさんの氷瀑観賞Part1 ー 阿古滝」
本日のたよりは、『piccoloさんの氷瀑観賞』をお届けいたします。 氷瀑だよりは2シリーズ頂いておりまして、まずは1月25日に登られた奈良県大峰山脈の山上ヶ岳の『阿古滝』をご紹介させて頂きます。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。
「氷瀑観賞PartⅠ 阿古滝(落差約50m) 【大峰山脈・奈良県】2025.01.25
大峰山寺で有名な山上ヶ岳の北東にあり十数年前から訪れてみたかった阿古滝、知り合いから“金剛山のツララも見飽きたのでスケールのでかい氷瀑に連れていってください”の言葉によっしゃ!阿古滝!いいきっかけとなり訪れてきました。
年明けからは気温の変化を日々チェツクしながら、溶けてしまってるなぁとなかなか山行日を決められなかったが、ようやく寒さ厳しい日々が連続した01月25日に訪れてきました。」
「写真上: 駐車地の標高は500m、目指す阿古滝は1250m 急登や緊張する斜面を横切る(トラバース)もかなりあり、道中のアップダウンも入れると累積標高は1250mとかなり厳しい山行です。」
「写真上: 登山口からいきなり標高差300mの劇登りの始まり、4WD登りもしばしば。」
「写真上: 小さな谷にはツララがたくさん、これは期待できそうです。」
「写真上: 標高900m付近からは積雪も多くなりアイゼンを装着、このようなトラバースが連続するので緊張します。場所によって滑ったら30m~50mは落ちていきます。」
「写真上: いよいよ阿古滝のある谷へ70m激下ります、新雪フカフカなので下りやすかったですが、帰りはもちろん激登らなければ帰れません。」
「写真上: 谷に着地すると目に飛び込んできたのが阿古滝。」
「写真上: 全体がブルーな氷瀑は県内では数少ないと思います。」
「写真上: 滝下の左がpiccoloです。」
「写真上: 自然が作り出した造形の入口から滝下へ移動します。」
「写真上: たくさんのクラゲと撮影に夢中なpiccolo。」
「写真上: 見上げます。」
「写真上: 滝の落口。」
「写真上: ピッケル刺して遊んでいます。」
「写真上: 楽しみのあとの苦しみ!何度も休んで激登り中。」
「完全貸切の阿古滝氷瀑、雪が深いと我々には辿り着けない?そんな印象の薄い踏み跡ですが、幸いにも積雪が少なかったので思い出深い山行となりました。
余談ですが、阿古滝の少し下流には1945年6月1日大阪空襲を終え帰還するB29爆撃機が、対空砲火による機体破損でここの谷へ墜落。
4名はパラシュートで天川村の山中に降り、その後、村人が保護して治療。だが大阪の収容所に移送され…悲しい結末となったそう。
詳しくは『天川村 B29』で検索してみてください。
機体のエンジン1基は2006年にヘリで回収され、天川村の村立資料館に展示されていますが、まだエンジン1基が残されてるようです。
戦争を知らないpiccoloは、少し暖かくなったらそのエンジン探索の為に再訪して米兵の慰問をしたいと思っています。」
piccoloさん、本当に神秘的な色合いの氷瀑ですね。 貴重で素晴らしい写真をありがとうございました。 次回の『氷瀑観賞』は飯高町『宮ノ谷渓谷』の『風折滝』です。 近日中に掲載させて頂きますので、お楽しみに!
本日の波瀬: 晴れ、時々曇り。 前日よりも冷え込みは緩みましたが、日陰の山林舎はまだまだ寒い1日でした。
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Peaceful Earth☆彡☆彡☆彡
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