「大野弘さんの波瀬日記 ー モミジバフウ」
本日のたよりは、『大野弘さんの波瀬日記』をお届けいたします。 モミジバフウの特集です。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。 大野さん、ご案内をお願い致します。
「波瀬日記(モミジバフウ)
家の前にある、R166に架かる跨線橋の袂にモミジバ楓の巨木が有り、それがこの時期秋を謳歌する様に多彩な姿を見せてくれます。日毎変わり行く彩を被写体にするべく毎日観察に行っていました。
今年は昨年に比べ夏の暑さの影響か色付きが悪く、中々イメージ通りの色に染まってくれません。この木は幹の径は50Cm以上、樹高は20mはある巨木で高さによって色づきが全く異なり、下層部は黄色く染まり中間層が最も見応えのある多彩な色どりで、上層部は緑と黄色と言ったようにハッキリと棲み分けした別の木の様な雰囲気です。その中間部は跨線橋からの目線にあり写真には絶好の条件ですので、その部分をカメラに収めてみました。(撮影日は全て11月15日になります。)
*モミジバフウの原産地は北米で、大正時代に持ち込まれた帰化植物です。葉っぱの大きいものは大人の手のひら程あり、さしずめモミジの親と言った感じです。別名アメリカフウとも言います。 大野弘」
「写真上: これは木の下層部で緑色と黄色や茶色が混在しています。」
「写真上: 最下層部は黄色一色の様子です。」
「写真上から4枚: 中間層はこの様に紫や、くすんだ赤色に染まっていました。」
「写真上: 手前の紫色の葉っぱに班が有ります。これだけで自分の手のひら程の大きさになります。」
「写真上: バックに黄色く染まった木を入れてみました。」
「写真上: 図鑑によれば金平糖の様な実がなると紹介されていますが、この木には4ケしか確認できませんでした。実の直径は3cm程になります。」
「写真上: 葉っぱの配置がリズミカルになる構図を狙ってみました。」
「*艶やかさでは日本のイロハモミジには劣りますが、細かく観察してみると、渋みのある彩は落ち着きのある貴婦人の佇まいを漂わせている様に思います。」
山林舎のモミジバフウを詳しく観察していないので、このようなバリエーションに富んだ色づきとは思っていませんでした。 山林舎のモミジバフウは今年もきれいに色づいていました。 環境や場所により変わっていくものなのでしょうね。 大野さん、素敵な写真をありがとうございました。 今回は早く掲載できて、安堵しております。
本日の波瀬: 明るい曇天の1日で、暖かい日となりましたが、暖房は必要でした。 午後10時頃から、小雨となっております。
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