2024年11月27日 (水)

「大野弘さんの波瀬日記 ー モミジバフウ」

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本日のたよりは、『大野弘さんの波瀬日記』をお届けいたします。 モミジバフウの特集です。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。 大野さん、ご案内をお願い致します。

「波瀬日記(モミジバフウ)

家の前にある、R166に架かる跨線橋の袂にモミジバ楓の巨木が有り、それがこの時期秋を謳歌する様に多彩な姿を見せてくれます。日毎変わり行く彩を被写体にするべく毎日観察に行っていました。

今年は昨年に比べ夏の暑さの影響か色付きが悪く、中々イメージ通りの色に染まってくれません。この木は幹の径は50Cm以上、樹高は20mはある巨木で高さによって色づきが全く異なり、下層部は黄色く染まり中間層が最も見応えのある多彩な色どりで、上層部は緑と黄色と言ったようにハッキリと棲み分けした別の木の様な雰囲気です。その中間部は跨線橋からの目線にあり写真には絶好の条件ですので、その部分をカメラに収めてみました。(撮影日は全て11月15日になります。)

*モミジバフウの原産地は北米で、大正時代に持ち込まれた帰化植物です。葉っぱの大きいものは大人の手のひら程あり、さしずめモミジの親と言った感じです。別名アメリカフウとも言います。 大野弘」

「写真上: これは木の下層部で緑色と黄色や茶色が混在しています。」

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「写真上: 最下層部は黄色一色の様子です。」

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「写真上から4枚: 中間層はこの様に紫や、くすんだ赤色に染まっていました。」

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「写真上: 手前の紫色の葉っぱに班が有ります。これだけで自分の手のひら程の大きさになります。」

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「写真上: バックに黄色く染まった木を入れてみました。」

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「写真上: 図鑑によれば金平糖の様な実がなると紹介されていますが、この木には4ケしか確認できませんでした。実の直径は3cm程になります。」

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「写真上: 葉っぱの配置がリズミカルになる構図を狙ってみました。」

「*艶やかさでは日本のイロハモミジには劣りますが、細かく観察してみると、渋みのある彩は落ち着きのある貴婦人の佇まいを漂わせている様に思います。」

山林舎のモミジバフウを詳しく観察していないので、このようなバリエーションに富んだ色づきとは思っていませんでした。 山林舎のモミジバフウは今年もきれいに色づいていました。 環境や場所により変わっていくものなのでしょうね。 大野さん、素敵な写真をありがとうございました。 今回は早く掲載できて、安堵しております。

本日の波瀬: 明るい曇天の1日で、暖かい日となりましたが、暖房は必要でした。 午後10時頃から、小雨となっております。

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2024年11月25日 (月)

「大野弘さんの山の日記 ー 」

本日と明日26日(火)の二日間、山林舎はお休みを頂いております。 何かとご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございませんが、宜しくお願い申し上げます。 HPだよりは掲載予定ですので、ご覧になって下さい。

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本日のたよりは、『大野弘さんの山の日記』をお届けいたします。 5日に登られた『西大台(開拓村)』からのお便りです。 お客様が続き、また、私が何日かさぼってしまい、掲載が遅くなってしまいました。 大野さん、遅くなって申し訳ありません。 ご案内をお願い致します。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。

「山の日記(西大台)
秋の登山で外すことが出来ないこのルートは、昨年は体調不良で往きそびれていた事もあって、2年ぶりの西大台に期待度はハマックス、兎に角紀伊半島の登山コースの中では最高のシチュエーション(静寂度、ランドスケープ、歩きやすさ)で、此処に勝るコースは無いように思います。今は西大台(開拓村)へは事前の登録とレクチャーを受けなければ入山できませんので、自分達のルートはその境界迄としています。それとて手付かずの原生林の佇まいは、他では味わえない、全コースに亘って、期待以上のものを提供してくれます。その中で100枚以上カメラに収めたなかで、その一部をご紹介させていただきます。 大野弘」

「写真上: 一昨年から林道拡張工事が始まって、この様に登山口から登山コースは暫く林道沿いにありますが、その両側は優しい紅葉に染まった素敵な風景が広がっています。目的地まではUP,Down、の少ないコースです。」

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「写真上: その林道脇の切り倒された切り株にキノコが、彩を見せてくれていました。」

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「写真上から8枚: 30分程詰めた笙の峰の裾からは、この様に原始林が迎えてくれます。その殆どが広葉樹の美しい森で、次々と変わる圧巻の風景に歓声を上げながら詰めてゆきます。」

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「写真上と下: 下山コースは笙の峰への尾根コースをチョイス、サンギリトウゲや西大台の山の風景を眺望出来る快適なルートです。途中この様にシロヤシオの巨木が散見され春にも食指をそそる処です。」

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見事な紅葉風景が展開していましたね。 でも、もう20日前の風景なので、今から訪れても同じものは見られません。 掲載が遅くなってしまって、申し訳ありませんでした。 大野さん、素敵な風景をありがとうございました。 またのお便りを楽しみにお待ちしております。

本日の波瀬: 晴天で、早朝はかなり冷え込み、昼間も結構気温が低めでした。

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2024年11月 7日 (木)

「大野弘さんの山の日記 ー 三峰山」

二日間のお休みを頂きまして、ありがとうございました。 お電話などでご迷惑をお掛け致しまして、申し訳ございませんでした。 明日から通常営業に戻りますので、また宜しくお願い申し上げます。

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ほんじつのたよりは、『大野弘さんの山の日記』をお届けいたします。 10月26日に登られた『三峰山』からのお便りです。 大野さん、掲載が遅くなりまし得、申し訳ございませんでした。 ご案内をお願い致します。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。

「山の日記(三峰山)
6月から久し振りの登山は、足慣らしと体調を計るのを兼ねて、最も相応しい山として三峰山を選びました。この山は登山道はよく整備されており急登もなく、しかも休日以外は訪れる人もまばらで、マイペースで山を楽しむ事が出来るお気に入りの処です。春の新緑、秋の紅葉、雪の季節と趣のある風景が気軽に堪能できる山で、今回この季節に見られる、ヤマハハコの大群落が目的では有りますが、登山道の紅葉風景も捨てがたく、本日はその何れをも満喫する事が出来ました。 大野弘」

「写真上: 登り始めの植林地帯はよく整備された登山道に明るい杉林は、今日の様な霧の風景も捨てがたいビューポイントになってくれました。」 

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「写真上から5枚: 植林地帯を抜けると落葉広葉樹の原生林になります。紅葉は始めた木々が感動を呼び覚まし、風景を愛でながらのんびりと詰めてゆきます。」

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「写真上と下: その中で最も気に入った写真がこれで、白い幹の向こうに染まり始めた木がアクセントになり、下山時に霧に包まれたこの紅葉の木をUPでカメラに収めてみました。」

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「写真上: 登山道にはこの様な風景が至る所に現れ、新たな感動を呼び覚まします。ゆっくりと登って2時間半ほどの行程は充分山の醍醐味が味わえます。」 

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「写真上: 以前もご紹介させて戴きました、長崎原爆記念像を彷彿させるこの木は、大きな岩をしっかり抱かえている姿からはパワーがホトバシッテいるように感じ元気づけられます。」

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「写真上: 8合目あたりから登山堂脇に、山ハハコグサの小群落が現れます。これはユリワレ登山道にしか見られないのかと思われます。」

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「写真上から3枚: この風景が目的でやってきましたが、期待を裏切ることなく、谷底一杯に絨毯を敷き詰めた様にヤマハハコで埋め尽くされています。ワイドレンズでも収まり切りませんので3枚に分割してみました。」

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大野さん、貴重な情報をありがとうございました。 掲載が遅くなってしまい、ヤマハハコの花はすでに枯れてしまっているかもしれませんね。 申し訳ございません。 大野さんの写真でお楽しみ下さい。 大野さん、またのお便りを楽しみにお待ちしております。

本日の波瀬: 今日はそこそこ早めに起床しました。 暗い曇天から青空も見られるようになりました。 予想ほど気温は低くないように感じましたが、普段は締め切り状態なので窓を開け放したく、ファンヒーターをつけて臨みました。 明日の朝はさらに冷え込むそうですので、皆さん、暖かくしてお休みください。

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2024年10月25日 (金)

「大野弘さんの波瀬日記」

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本日のたよりは、『大野弘さんの波瀬日記』をお届けいたします。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。 大野さん、ご案内をお願い致します。

「今年の秋は夏の終わりごろの雨が少なかった事で、紅葉はあまり期待できないのと、山のキノコも育ちが悪いのではと想像されます。そのせいか、山の幸が激減したことから、三重県は熊が例年の3も里への出没が見られると言われています。従って、波瀬にはクマを見かけた事は過去無かったように思いますが、とは言え充分用心しておきたいと思っています。

今回はここ1か月以内に見られた、家の周りに咲く花達を撮ってみました。 大野弘」

「春から夏にかけては家の前にある朴の花が咲き、真夏には我が家の庭に波瀬ユリ、そして今時は目の前にある金木犀の巨樹が、風に乗って仄かに甘い香りを、季節ごとに独り占めできる幸せを嚙みしめています。」

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「写真上: ヒガンバナは本来少し湿り気の多い所を好むのですが、我が家の庭に逞しく生きています。バックの花はオキザリスが太陽が輝くと開花します。」

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「写真上: そのオキザリスは元は園芸種で、カタバミ草の仲間になり、かなり逞しい植物です。」

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「写真上: 波瀬植物園に見られた、ツルニンジンで別名ジイソブとも言われます。似た花にバーソブと言うのもあり些かパワハラめいた名で、意味はソブとはソバカスの意」

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「写真上: これは波瀬植物園に見られるベニバナヤマシャクヤクの花後の姿になり、タネを排出する姿になります、随分グロテスク、と言うか随分毒々しい赤ですね。」

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「写真上: ユリの仲間の様に見えますが、ヒガンバナ科に属するキツネノカミソリと名がついています。毒が有るのか害獣は食べないようで、繁殖力は旺盛です。」

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「写真上: チカラシバは雑草に混じって逞しく繁茂しますので厄介な植物では有ります。しかしこのように露をつけて朝日に輝く姿も風情が有りますね。」

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「写真上:園芸種のシュウメイギクには3種類あり一重の白とピンクが有り、これは八重咲です。菊の名がついていますけれど、菊ではなくキンポウゲの仲間になります。それは多分この姿を見て菊の名がついたのでしょう。」

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「写真上: 秋の風物詩と言えばススキですね。開花前ですが朝日に輝いています。」

大野さん、素敵な写真をありがとうございました。 またのお便りを楽しみにお待ちしております。

本日の波瀬: 曇天から晴天へ。 気温も湿度もそこそこで、過ごしやすい日となりました。

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2024年10月17日 (木)

「14日・15日・16日のお客様」

本日と明日18日の二日間、山林舎の営業を休ませて頂いております。 何かとご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございませんが、宜しくお願い申し上げます。 HPだよりは続ける予定ですので、引き続きご覧になって下さい。

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今日は早い時間にアップしますので、昨日の記事もご覧になって下さい。 

本日のたよりは、14日と15日にご宿泊されたお客様と、16日に夕食でご利用頂いたお客様にご登場頂きます。 写真をクリックされますと大きなサイズでご覧頂けます。

写真上: ニュージーランドからお越しになられた『ニュージーランド・バイカーズ』の皆さんでいらっしゃいます。 名の如く、自転車でお越しになりました。 パソコン前で居眠りしていたら、「コンニチハ!」という外国の方のような声が! 飛び出しましたら、皆さん外国の方! 自転車専門旅行会社からのご予約で、外国の方とは伺っていなかったので、心の準備なしの対応となり、焦りました。 英会話の練習はせずとも、気持ちの持ち方が違います。 さらにブロークン・イングリッシュさく裂の接客となりました。

夕食は旅行会社から『会席料理』のご選択。 ベジタリアンの方もいらしたりして、何とか対応させて頂きました。 喜んで頂けたようで何よりです。 ただ、アマゴの塩焼きは魚の形そのままなので、食べられない方が数人いらっしゃいました。

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写真上は、佐藤ご夫妻でいらっしゃいます。 奥様のお父様が飯高町のご出身というご縁で、ずっと以前、長くご愛顧を賜っていました。 私共の山林舎撤退の葉書を受け取られて、久しぶりにお帰り頂きました。 夕食は『松阪牛すき焼き』に加え、『アマゴの塩焼き』と『アマゴの刺身』を召し上がられました。

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写真上: ニュージーランド・バイカーズの皆さんの翌朝の記念写真です。 山林舎でのご滞在を大変楽しんで下さったようで、下の暖かなお手紙とお土産も頂戴しました。

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拙な翻訳で申し訳ありませんが…

「一期一会(一が抜けているようです)
 美しく静かな環境の中で滞在させてもらって、全てに感謝します。 森の音、透明な流れの川、豪華な夕食と朝食、心地よい畳の部屋、そして庭が見られる心落ち着くお風呂... 
   ニュージーランド・バイカーズより」

文面から日本へは何度かお越しのご様子が伝わってきます。 山林舎にお越しの前には熊野古道を4日間かけて歩かれ、お車で高野山へ。 その後、自転車で山林舎へお越しになりました。 山林舎をご出発されて、奈良県の吉野へち向かわれました。

ご宿泊頂きまして、誠にありがとうございました。 日本での旅が最後まで楽しく愉快なものとなりますよう☆彡☆彡☆彡 

To Newzealand Bikers, thank you very much for your stay、gift and card.  May your trip in Japan be happy and merry☆彡☆彡☆彡

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写真上: 佐藤ご夫妻がご出発の時は雨が再び降り始めましたので、玄関での撮影となりました。 久しぶりにお帰り頂きまして、誠にありがとうございました。 「できたら、もう一回来たいですが…」とのお言葉を残してご出立されました。 一でも十分ですが、もし宜しければ、またのお越しを心よりお待ち申し上げております。 本当にありがとうございました。

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写真上: 15日にお泊り頂きました『CEM』の中村さんでいらっしゃいます。 蓮発電所でのお仕事でお越しになりました。 今までも、青田発電所などで何度もご利用頂いております。 夕食は『ビジネスコースA』をご選択。 翌朝の写真はパスされました。 山林舎撤退のことを知られ、残念がっておられました。 今まで頻繁にご利用頂きまして、誠にありがとうございました。 心より感謝申し上げます。

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写真上は、15日にお泊り頂きました藤原さんでいらっしゃいます。 さらに長い年月のご愛顧を賜っております。 夕食風景を撮影させて頂いたのは初めてです。 最後というお気持ちからだと思います。 『ビジネスコースB』を召し上がられました。 「タオルが変わったのですね。 使わずに持って帰ります。 大事にします。」とお礼タオルのことを涙ぐんでお話して下さいました。

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写真上: 翌朝の藤原さんの記念撮影はバイクと共に。 毎回、バイクでお越しになっていらっしゃいました。 前回まで、もういつ来られるかわからないと仰っていましたが、こちらのほうが早くなってしまって、誠に申し訳ございません。 長い間ご愛顧頂きまして、心より深くお礼申し上げます。 本当にありがとうございました。 どうぞ、お元気でお過ごし下さい☆彡☆彡☆彡

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写真上: 16日の夕食でご利用頂きました大西ファミリーでいらっしゃいます。 山林舎撤退を受けて、ご家族でお食事会を催して下さいました。 右からお二人目の大西たづこさんは地元にお住まいで、山林舎HPだよりを長年ご愛読して頂いております。 以前は写真を提供して下さったこともありました。 娘さんにもご愛読頂いております。 

御食事かでは『会席料理』を召し上がられました。 この度は御食事会でご利用頂きまして、誠にありがとうございました。 また、長年のご愛読に心より感謝申し上げます。 あと少しですが、宜しくお願い申し上げます。

本日の波瀬: 曇天の1日で、今にも雨が降りそうでいて、降らないままです。 湿度が高く、気温も高めだった様に感じました。

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2024年9月28日 (土)

「大野弘さんの写真展」

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本日は遅くなってしまいましたので、一つだけお知らせを掲載致します。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。

『山の日記』や『波瀬日記』でおなじみの大野弘さんが現在、対岸の『波瀬駅』にて写真展『波瀬、花滴』を開催されています。 11月12日まで行われますので、ぜひ、ご覧になって下さい。

 波瀬駅 https://www.iitakaeki.com/sightseeing/category/haze/

本日の波瀬: 早朝にかすかに雨が降ったようですが、その後は曇天が続きました。 今日も気温はそれほど上がらず、湿度が高い1日でした。

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2024年9月 4日 (水)

「大野弘さんの波瀬日記ー晩夏の花々 & 連休のお知らせ」

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本日は早い時間にアップ致しますので、昨日の記事もご覧になって下さい。

今日のたよりは、久しぶりに届いた『大野弘さんの波瀬日記』をお届けいたします。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。 大野さん、ご案内をお願い致します。 茶色の字が大野さんの説明文です。

「今年の夏は猛烈な暑さで、ここ波瀬でも連日35度近い高温で日向にはとても立っていられない程でしたが、木陰に入れば暑さは凌げ緑の多さに改めて感謝します。更に朝夕の爽やかさは都会では味わえない爽快感でした。

台風も何度も松阪市の広報から携帯に避難指示などの警報が入電していましたが、影響も全くなく雷雨が時たまあったくらいで、何事も無く無事終わりました。

今回はそんな台風以前の家の周り50m以内に咲く花達をウォッチしてみました。 大野弘」

「写真上: カラスウリ、昨年までは僅かしか見られませんでしたが、今年は数も増え暫く楽しまてくれました。この花は夜しか花開きませんから、真っ暗な中でのピント合わせに難儀しました。観察していると受粉は夜に活動する蛾たちによって行っていました。このカオス状態の花弁には、どんな意味が有るのでしょうか?」 

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「写真上: ナツスイセン、幸いなことにこの花には毒が有るのでしょう。獣害に遭うことなく悠々と花を見せてくれています。」 

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「写真上: ウバユリ、名前の由来は、葉っぱ(歯)が落ちて無い頃に花が咲くからと、何ともセクハラ染みた名ですね。花は美しいと思いますけれど、更にこれ以外に『オオウバユリ』なんてのもあります。」

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「写真上: ダルマヒオウギ、 春に咲くヒオウウギに比べこちらは、花も少し大きく、葉っぱも幅広のものを言います。元は園芸種でしたが、野生化して雑草の中で見られます。」

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「写真上: マツヨイグサ、  これも夕方から夜に咲く花で、朝には萎んでいます。それが名前の由来で、宵待ち草とか、月見草とかとも呼ばれ竹久夢二が作った歌にも出てきます。」

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「写真上: ムクゲ、これの白い花は『スイフヨウ』、ピンクの花は『フヨウ』、更にメシベの長いのが『ハイビスカス』で花の様子からハワイなどの南洋をイメージしますが、実は中国原産です。和名は『ブッソウ』。漢字で書けば『仏桑花』になります。」

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「写真上: ナンキンハゼ、暫くするとこの花が1cm位の果実になり、昔はこれから蝋を作っていました。早秋に華やかな紅葉になり波瀬に彩を添えてくれます。」

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「写真上: ハナトラノオ、波瀬に移住して初めて見た花です。花は長く咲きピンク色がとてもやさしく毎日目を楽しませてくれています。家の前に8株ほどが有り来年は更に増えてくれそうで期待しています。PCで検索したら北米産の帰化植物で、凡そ100年以上前の1912年頃に園芸種として渡来したと出ていました。」

大野さん、素敵な花々の写真をありがとうございました。 次回のお便りも楽しみにお待ちしております。

連休のお知らせ: 明日5日(木)と明後日6日(金)の二日間、山林舎の営業を休ませて頂きます。 お電話などでご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございませんが、宜しくお願い申し上げます。 HPだよりは続ける予定ですので、ご覧になって下さい。

本日の波瀬: 深夜の帰宅時、空を仰いでびっくり! 久しぶりの満天の星空☆☆☆ 天の川が東西に流れ、それは美しい夜空にしばし見とれました。 残念なのは東南の空だけ雲があり、オリオン座(一部分ですが)との再会が果たせませんでした。 早朝は半そででは寒いほど。 雲が多いものの、晴天が続き、風も吹き渡り、過ごしやすい日となりました。 午後から湿度が高まってきました。

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2024年7月22日 (月)

「大野弘さんの波瀬日記 & 連休のお知らせ」

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本日は、久しぶりに届いた『大野弘さんの波瀬日記』をご紹介いたしましょう。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。 大野さん、ご案内をお願い致します。

「梅雨明け宣言は何かあっけなく感じるのは自分だけでしょうか?ここ波瀬では梅雨らしい雨も無く少々物足りなさを感じます。もう少し雨が欲しい等と言えば雨で被害に遭われた地域の方達には大変無礼な発言になるのでしょうが、松阪市の水源地になるこの地域では、この夏の水不足が懸念されるのではと心配しています。

今日は玄関表にセットしてある温度計は直射日光が当たる為極暑を示していましたが、湿度は50%と木陰に入れば蒸し暑さは凌げました。今回は梅雨末期から梅雨明けまでの家の前にある花達をウオッチしてみました。 大野弘」

「写真上: 今年の波瀬ユリは、飯髙猿軍団に食い荒らされて波瀬植物園などは全滅状態でした。我が家の波瀬ユリは直角の岩壁に有りますので、何とか全滅にはならなかったのですが、それでも10%程は花をもぎ取られてしまいました。この地区では何故か我が家の波瀬ユリが最も遅く咲き始め、一昨日にようやく最初の一輪が開花しましたので、これから暫く花の香りに包まれそうです。」

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「写真上から3枚: クチナシもシカやサルたちの餌食になるのですが、何とかガードして無事開花を迎えました。処がこの花は八重咲の大輪(オオヤエクチナシ)ですので、花開くと自分の重みで垂れてしまい、美しさが観察しにくく、カメラの目線になってくれません。しかし、蕾の時の薄緑が可憐さを際立たせてくれます。花が終わるとクチナシの実ができ、これは漢方薬や染料に利用され、染めたその色をクチ色(朽ち色)と言われているそうです。」

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「写真上: このバラもシカの餌食になっていましたが、ガードを設置したことで、沢山の花が見られました。特別手入れもしていませんが、年に何度も花が見られるので、毎日愛おしく観察しています。」

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「写真上: これはツツジの八重咲でキリシマツツジの園芸種『フクジュ』と図鑑に出でていました。ツツジの中でも遅咲きの種類になります。」

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「写真上: 今時道路脇の雑草の中に逞しく顔を覗かせているのは、『ヒオウギ』でアヤメ科の仲間になりますが、紛らわしい花の名に同じアヤメ科で『ヒオウギアヤメ』が有ります。こちらは高層湿原で見られますので棲みかが異なります。」

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「写真上: 先日PCのニュースに2色に分かれたアジサイが珍しいからと紹介されていました。しかし、我が家の前にある西洋アジサイもこの様に2色になっていました。」

大野さん、素敵なお花の写真をありがとうございました。 今年は本当に波瀬ゆり受難の年でしたね。 来年は復活することを願っております。  気温計に直射日光が当たると、気温でなく、気温計の表面温度を示してしまうので、驚くような数字が出ますね。 大体、波瀬の気温は平地より5℃ほど低いで様です。 山林舎庭園はもう少し低くいように感じます。

連休のお知らせ: 勝手を致しますが、明日23日(火)と明後日24日(水)の二日間、山林舎の営業を休ませて頂きます。 お電話などでご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い申し上げます。 HPだよりは続ける予定ですので、ご覧になって下さい。

本日の波瀬: 今日も暑さ厳しく、遅い出勤だったため、日差しが暑く降り注ぎました。 でも、陰に入ると、風も吹いていて、過ごしやすく感じられました。 掃除中は窓を開け、エアコンはつけませんが、それでも大丈夫な気温です。

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2024年7月 3日 (水)

「玲さんと雅さんの水彩画 & 櫛田川」

二日間のお休みを頂きまして、誠にありがとうございました。 私は睡眠を存分にとり、英気を養わせて頂きました。 お電話などでご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございませんでした。 明日から通常営業に戻りますので、宜しくお願い申し上げます。

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本日のたよりは、玲さんと雅さんの最新作をご紹介いたしましょう。 絵や写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。

まずは上の絵は、玲さんが描かれた『サラサドウダン』。

「先日の写真が素敵で描いてみました。」

『山だより』でおなじみの『ゆずりは』さんの写真ですね。

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上の絵は、ご主人の雅さんの最新作『賢島』です。 志摩出身の私には心動く光景です。 私が幼い頃は、バスの道がひどかったのか、なかったのかわかりませんが、伊勢に出る為には賢島まで巡行船で行って、そこからバスや電車に乗り換えたものでした。

玲さん、雅さん、素敵な作品をありがとうございました。 また話題がない時は、絵を拝借させてくださいね。

玲さんと雅さんの水彩画をもっとご覧になりたい方はこちらへどうぞ ↓
『雅と玲の水彩画』https://masarei.shikisokuzekuu.net/index.htm

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写真上: 本日午後7時前に『きずな橋』から撮影した櫛田川です。 昨夜から雨が止んでおりますので、増水は収束に向かっております。 水位も低くなり、濁りもあまり見られません。

本日の波瀬: 今日は晴天となり、湿度だけでなく気温も上がりました。 お昼前までは家の中では結構涼しく、扇風機も不要でしたが、外に出るとかなりの暑さでした。 さすがにお昼過ぎてからは扇風機を時折動かしました。 全国的にはかなりの暑さだったようですね。

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2024年6月28日 (金)

「大野弘さんの山の日記 ー 大普賢岳」

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滅多にない三日間のお休みを頂いて、睡眠を十分にとることができました。 ありがとうございました。

本日のたよりは、『大野弘さんの山の日記』をお届けいたします。 大野さん、掲載が遅くなってしまいまして、申し訳ありません。 ご案内をお願い致します。 写真をクリックされますと、大きなサイズでご覧頂けます。

「山の日記(6月19日) 

一昨年以来の大普賢岳へ行きました。大峰山系の中で最も人気のある山としての所以は、標高1000m程の和佐又まで車で行ける有利さもありますが、そのお陰で鬱蒼とした植林地帯は無く、登り始めから広葉樹の巨木に包まれての登山道は他の山では味わえない爽快な気分にさせてくれるからでしょう。更に登山コースは巨岩も多く変化の多い登山道は山登りの冒険心をくすぐるからかもしれません。

今回は体調も考慮して中腹にある笙の窟迄のショートコースでトレッキングしてみましたが、それでも登山開始が9時30分、下山が15時00と5時間半の山の雰囲気を目一杯堪能出来ました。 大野弘」

「写真上: 登山口にある和佐又ヒュッテがリニューアル直前でキャンプ場も整備され炊事場も新設されていました。この夏がオープンになる様子でした。」

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「写真上: 遭難滑落事故の多い山ですから、この様に登山道は整備されています。但し足を踏み外せば谷底迄一直線、油断はなりません。(一昨年に遭難行方不明になった男性の掲示板が有りました)」

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「写真上: 登山道途中からでも大峰山系の展望が出来ます。弥山や八経等の山並みが臨めます。」

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「写真上から3枚: 大峰行者の修験場所でもある指弾窟、朝日窟、笙の窟と見上げる様な巨岩の下を抜けてゆきます。」

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「写真上: 下山道にあるこの巨木は大峰山系や大台山系の中でも、これ以上大きな木を見たことはありません。幹回りは悠に8mはあるでしょうか?まだまだ元気いっぱいの状態です。」

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「写真上: とっくに絶滅してしまったと思っていた『ヤマシャク』の小群落があちこちに散在していました。来年の花の時期にはぜひ訪れてみたいと思います。それにしても花の種が異常に大きい感じがしました。」

大普賢岳という名前からも感じますが、写真からも勇ましい山容を思い描きました。 大野さん、登山を満喫されてよかったですね。 素敵な写真をありがとうございました。 次回のお便りも楽しみにお待ちしております。

本日の波瀬: 本日未明から降り出した雨は現在、累計降雨量50mmとなっております。 明日の朝まで雨は続くとの予報です。 櫛田川は夕方には見ておりませんが、明日の朝は増水している可能性があります。 今日は湿度は高いものの、気温はそこまで高くなりませんでした。

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